2023年11月16日 更新 (2020年10月08日 公開)
愛犬と暮らすメンバーで構成された、犬愛の強いメディア編集部です。 「犬想い」を軸に、ワンちゃんと飼い主さんの暮らしが上向く情報をお届けします。
![市販品をリメイクして「トリミングエプロン」を自作! 手ぶらで愛犬にドライヤーができるハック](https://img.wanqol.com/2020/10/737c6bf4-dsc_7596.jpg?auto=format)
「ドライヤーをしながらタオルドライができたら、もっと早く乾かせるのでは……?」という発想から生まれた便利なトリミングエプロンの作り方をご紹介します。
このDIYのアイデア考案は中山アユさんと愛犬のMINI(ジャーマン・レトリバー、1歳)。市販のエプロンをリメイクするだけなので、手芸初心者にも簡単に作れてしまいます。
目次
- 愛犬のドライヤーに時間がかかる…お悩み解決できる簡単リメイクDIY
- 愛犬の「トリミングエプロン」で使用する材料・道具
- 愛犬の「トリミングエプロン」の作り方
- 愛犬の「トリミングエプロン」のメイキング動画
愛犬のドライヤーに時間がかかる…お悩み解決できる簡単リメイクDIY
愛犬をシャンプーした後のドライヤーって、大変ですよね。特に毛の量が多い犬種や大型犬は、乾くまでに結構な時間がかかってしまいます。ドライヤーで乾かしつつ、動きたがる愛犬の体を押さえ、ブラッシングも……となると、もう手がいくつあっても足りません!
ドライヤーで片手が塞がってしまうので、タオルドライやブラッシングも大変
愛犬の「トリミングエプロン」で使用する材料・道具
<材料>
- エプロン 1着(ポケットのあるものだと作りやすい)
- 糸
- 裁縫上手(生地用の接着剤)
- ワッペン(好みのもの)
<道具>
- リッパー(糸を切る道具)
- チャコペン
- まち針
- 針
- 針山
愛犬の「トリミングエプロン」の作り方
STEP1 :ポケットを取り外す
![リッパーをつかっているところ](https://img.wanqol.com/2020/10/651759d6-step1_2.jpg?auto=format)
![作業を見ているMINIちゃん](https://img.wanqol.com/2020/10/95d3095b-step1_3.jpg?auto=format)
まずは、リッパーをつかって縫い目を切り、ポケットをエプロンから取り外します。ポケット部分は後にサイズを整えて再度エプロンに取り付けるので、生地を傷つけないように注意しましょう。
![糸くずを取る](https://img.wanqol.com/2020/10/ab124280-step2.jpg?auto=format)
![ポケットを切り離したところ](https://img.wanqol.com/2020/10/7db3fb7f-step1_4.jpg?auto=format)
切り離した際に出た糸くずはコロコロを使うときれいに取れます。
STEP2 :ポケットの幅を決める
![布の幅を決める](https://img.wanqol.com/2020/10/48615dc3-step3.jpg?auto=format)
ドライヤーの持ち手の幅に合わせて布の幅を決めよう!
ポケットを切り離したら、新しく取り付ける際の幅・取り付ける高さを決めます。新しく取り付けるポケットは、ドライヤーをひっかけるために使うので、ドライヤーの持ち手が入るだけの幅は必要ですが、ドライヤーの持ち手よりも幅が広すぎるとグラグラしてしまって使いづらくなってしまいます。実際にドライヤーをポケット用の布に当ててみて、ちょうどよい幅を決めましょう。
もしも、もとのポケットの幅が広すぎるようならハサミでカットします。
STEP3 :ポケットにチャコペンで縫い目のガイド線を引く
![チャコペン](https://img.wanqol.com/2020/10/1207b5a3-step4.jpg?auto=format)
![印をつける](https://img.wanqol.com/2020/10/7b3f2557-step4_2.jpg?auto=format)
ポケットの幅が決まったら、チャコペンで縫い目のガイド線を引いておきます。こうしておけば、縫い目がずれにくく、まっすぐ縫うことができます。
STEP4 :まち針で布を固定する
![まち針で固定する](https://img.wanqol.com/2020/10/0c768577-step5.jpg?auto=format)
![まち針を打ったところ](https://img.wanqol.com/2020/10/1aac7463-step5_2.jpg?auto=format)
チャコペンで線が引けたら、胸当ての中央あたりにポケットを取り付けるだけ!まっすぐキレイに取り付けられるように、適宜、まち針を打ち、ポケット用の布を固定します。
STEP5 :糸と針でサイドを縫い合わせる
![糸と針でサイドを縫い合わせるところ](https://img.wanqol.com/2020/10/d02dd303-step6_3.jpg?auto=format)
ドライヤーの電源コードを通すために、下辺の部分は縫いません。縫い方は自由ですが、中山さんのおすすめは、「本返し縫い」。
ミシンで縫ったかのように隙間なくしっかり縫うことができるので、ドライヤーを入れても安心して使えるそうです。
![完成](https://img.wanqol.com/2020/10/c52362df-step6_5.jpg?auto=format)
![下は縫わないようにする](https://img.wanqol.com/2020/10/01cf0db8-step7.jpg?auto=format)
POINT:糸は生地に近い色をチョイス!
手縫いに自信がない人は、生地と同じか近い色の糸を選びましょう。縫い目がずれても、糸と生地の色が似ていれば目立たないので気になりません。
トリミングエプロン完成!
![ドライヤーを通したところのイメージ](https://img.wanqol.com/2020/10/f0729b02-step7_2.jpg?auto=format)
![エプロンが完成](https://img.wanqol.com/2020/10/948d0e66-dsc_7626.jpg?auto=format)
すっぽり入ってすごく便利!
サイドをすべて縫い終わったら、完成!早速ドライヤーを入れてみると、気持ちいいくらいすっぽりと収まります。さっそくポケットにドライヤーを入れて使ってみると……、これは便利!両手が使えるので愛犬の体を固定してスリッカーでブラッシングしながら乾かすこともできますね。
MINIちゃんも、いつものドライタイムよりリラックスしているように見えます。
かんたんDIYでもっと便利に
もう一手間!お好みのワッペンを付けても◎
![ワッペンをつける作業](https://img.wanqol.com/2020/10/4ec53359-step8.jpg?auto=format)
![ワッペンをつける作業](https://img.wanqol.com/2020/10/af897d89-step8_3.jpg?auto=format)
より個性的に仕上げたいなら、お好みのワッペンを付けてみては?手芸用のボンド「裁縫上手」を使ったり、裏面に糊がついていてアイロンを当てるだけで取り付けられるタイプのワッペンを選べば、縫う手間も不要です。