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愛犬が留守番中は、どう過ごしているか見ていられないからこそ、飼い主さんはいろいろと気になってしまうものですよね。今回は、愛犬が留守番中に排せつをしない、ごはんを食べないなど、留守番中に関する4つの心配事や疑問について、専門家のアドバイスをご紹介します。
目次
- 留守番中に排せつをしないけど大丈夫?
- 留守番中にフードを食べないのはストレスのせい?
- 毎日ではなくときどきの留守番はかえってストレスになる?
- チャイムで吠える犬は留守番中チャイムの音を切ったほうがいい?
留守番中に排せつをしないけど大丈夫?
留守番中の犬は、活動量が減ることで代謝が下がるため、それほどもよおしません。そのため、留守番が短時間なら一度も排せつをしない犬も多いです。
健康であれば心配は不要ですが、留守番中の緊張から排せつしていない場合もあるので、飼い主さんが帰宅したらトイレに連れて行き、排せつを促してあげましょう。
留守番中にフードを食べないのはストレスのせい?
こわがりや寂しがりの犬の場合、留守番のストレスから食べないこともありますが、そうでなければ単純におなかがすいていないのかも。特に短時間の留守番だと、活動量が少なくてごはんを食べないことも多いので、飼い主さんの帰宅後に食べるようであれば問題ありません。
フードを出しっぱなしにしたままでいると傷む心配があるため、短時間の留守番であれば用意しなくてもOK。長時間の留守番ならば、自動給餌器などを取り入れてみてもいいでしょう。
毎日ではなくときどきの留守番はかえってストレスになる?
毎日決まった時間に留守番させるのではなく、週1~2回だけ、用事や買い物があるときだけなど、ランダムに留守番させる家庭もありますよね。
ときどきの留守番はかえってストレスになるのではないかと心配になるかもしれませんが、犬は順応性が高いため、飼い主さんと短時間離れることに慣れていれば大丈夫です。
「飼い主さんもときどき出かけるんだな」と思う程度なので、あまり心配はいりませんよ。
チャイムで吠える犬は留守番中チャイムの音を切ったほうがいい?
愛犬が留守番中にチャイムに吠えても、飼い主さんが対応できないため、愛犬は「吠えたことで不審者を追い払えた!」と誤って学習してしまう可能性があります。また、ふだんからチャイムに吠える犬は、留守番中の緊張からより敏感になっていることも。
その結果、吠えグセが悪化してしまう場合もあるため、チャイムの音は可能なら切っておくか、音量を小さくして聞こえづらくすると、激しく吠えるのを防ぐことができるでしょう。
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