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犬の反抗期は通常1才頃までに見られますが、2才頃の愛犬が反抗的な場合は「第2反抗期」かもしれません。ここであきらめずに対応することで、愛犬とより良好な関係が築けるはず。第2反抗期によく見られがちな行動とその対処法を学びましょう。
目次
- 犬の「第2反抗期」とはどんなもの?
- 愛犬が指示に従わず反抗する場合はどうすればいい?
- 物・フード・場所などに執着して反抗する場合は?
犬の「第2反抗期」とはどんなもの?
犬の反抗期は、一般的に生後6ヵ月から1才頃にかけて起こります。しかし中には、1才6ヵ月から3才頃に「第2反抗期」を迎える犬も。
第2反抗期は、最初の反抗期を放置してしまったり、愛犬のしつけを怠ったりすると起きやすくなります。この年齢は力も自我も強くなる犬が多く、問題行動に発展してしまうおそれも。根気強く対応し、上手に乗り越えていきましょう。
愛犬が指示に従わず反抗する場合はどうすればいい?
愛犬が「おすわり」などの指示に従わず、飼い主さんに反抗する場合もあるでしょう。最近、なんでもないときにばかり「おすわり」を使っていませんか? このような状況では、「おすわり」などの指示を受け入れやすいタイミングをつくることが大切です。
たとえば遊ぶ前や食事の前、散歩に行く前など、犬が楽しみにしていることの前に「おすわり」の指示をすると、従いやすくなります。それを繰り返すことで「おすわり」をするのが楽しくなり、飼い主さんの指示を聞きやすくなるのです。
物・フード・場所などに執着して反抗する場合は?
犬は大好きな物やフード、場所などに執着して反抗する場合もあります。
物やフードを取られまいとしてうなったり噛んだりする場合は、ちょっとしたことがきっかけでそれらを守ろうとしている可能性がありますので、執着心を緩和させる工夫をしましょう。
うなる、噛むなどの経験をこれ以上積ませないためにも、執着するものは愛犬が見ていない間に隠しておくか、捨ててしまうのもひとつの手です。新たにものに執着する場合は、犬がそれをくわえたりしているときにむやみに取らないようにし、口から離したいときはおやつなどと交換するように「アウト」を教えましょう。
フードボウルに執着する場合は、犬がフードを食べているときにフードボウルの近くにおやつを投げるなどして、近づく人にいい印象をもたせます。
特定の場所に執着するときは、柵などを設置して行かせないようにするのがおすすめです。
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