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愛犬とインテリアの両立を実現させている飼い主さんの、おうちづくりのコツを紹介していきます。教えてくれるのは、ティファちゃん(トイプードル)と1歳のお嬢さんがいらっしゃる佐々木さんご家族。
目次
- 愛犬と生活しながらも、北欧テイストのお部屋作りを実践している佐々木さん宅を紹介!
- 7年前に運命的に出会った愛犬で生活が激変
- ①愛犬に合ったカラーテーマで統一
- ②愛犬が家族と一緒に過ごせる空間をつくる
- 愛犬が安心安全に暮らせる工夫を
- 愛犬との心地よい暮らしを目指したら…
愛犬と生活しながらも、北欧テイストのお部屋作りを実践している佐々木さん宅を紹介!
ご家族&わんちゃんデータ
名前:佐々木さん
お住まい:神奈川県
家族構成:佐々木さんご夫婦、お嬢さん(1歳)、1匹(トイプードル)
居住形態:マイホーム
間取り:3LDK(12畳のリビングダイニングと6畳の洋室が3部屋)
佐々木さんは結婚を機に愛犬の“ティファ”を迎え、結婚式にも出席させたとか。その後、新居へのお引っ越しにあたり、愛犬とお子さんの暮らしやすさとオシャレさを両立したお部屋作りを心がけたという。
7年前に運命的に出会った愛犬で生活が激変
佐々木さんも、旦那さんも実家でチワワを飼っていたことがあり、結婚するにあたって「犬を飼おう」と決めていたそうです。2人でペットショップを何軒か見たなかで目を引いたのが“ティファちゃん”。
なんとなく女の子のトイプードルがいいなぁ、と思い描いていた理想のわんちゃんに出会いすぐに迎え入れたのがはじまり。
そこから犬中心の生活に。お出かけや旅行もいつもティファちゃんありき。伊豆・那須・八ヶ岳・軽井沢・清里…など当時はティファちゃんを置いて出掛ける選択肢はなかったというほどの愛犬家のご夫婦。
初心者でも簡単にできるインテリアのコツを教えていただきました!
佐々木さんが実践している3つのポイントまとめ!
Point①わんちゃんの毛色や生活スタイルに沿って、テーマカラーを決める。
Point②家族と一緒に過ごせる空間をリビングにもつくってあげる。
Point③わんちゃんの体格や体質、性格に合わせた工夫を取り入れる。
それでは一つずつ詳しく聞いていきましょう!
①愛犬に合ったカラーテーマで統一
わんちゃんの毛色が馴染む色を取り入れる
お部屋のパッと見の印象をよくするためには、カラーテーマを決めましょう。
「木の温もりを感じられるウッドカラーと清潔感が高まる白色がメイン。さらに、爽やかな印象になるグリーンの小物を。シンプルな色合いの中で、アクセントになるんです。ウッドカラーはティファの毛色に合うので、部屋に馴染んで見えます。」(佐々木さん)
もともと飽き性の佐々木さんは、ご自身がマンネリを感じないために、長く使えるベーシックでナチュラルな色をテーマに持ってきていました。全体的には、出来るだけカラーレスを心掛けているそうです。
初心者のかたは、テーマに沿ったアイテム選びをした方がまとまりやすく、世界観もつくっていきやすいとのこと。佐々木さんは「まず最初にソファ・テーブル・カーテンから揃えました。うちのソファやカーテンはアイボリー、テーブルはウッド調になっています。」と、一度購入したら、なかなか買い替えが難しいものから先に決めていったそうです。
②愛犬が家族と一緒に過ごせる空間をつくる
ティピーテントでオシャレにわんちゃんが落ち着く場所を確保
パパっ子で、お嬢さんのお姉さん的存在の愛犬ティファちゃん。お嬢さんのオムツの替え時まで教えてくれるしっかり者。
だけど、本来はマイペースで猫みたいな性格なんだとか。構ってほしい時だけ寄ってきて、そうでもない時はツンツンしていたりも。そんなティファちゃんが気ままに過ごせるようにしているアイデアがありました。
「一緒に暮らしていく上で重要なのは、愛犬にとって落ち着く場所を作ってあげることだと思っています。なので、我が家ではゲージ以外に、ティピーテントを用意しています。なるべく人とコミュニケーションが取りやすい場所にスペースを確保してあげると良いと思います。」
わんちゃんがストレスなく過ごせることが大切!
犬は元々狩りをしていた動物で、体を休めるために狭い穴を掘って暮らしていたから、暗くて狭いところが好きな習性があります。なので、佐々木さんが実践させているようにわんちゃんがくつろげる場所を再現してあげるといいみたいですよ。
季節に応じてアレンジも可能!
テントの装飾は季節によって替えているそうです。
「春、夏は明るい爽やかなグリーンを、秋冬にはドライフラワーのリースなどを飾っています。」
愛犬が安心安全に暮らせる工夫を
愛犬のことをとても考えている佐々木さんは、ビビりで臆病なティファちゃんのためにインテリアをする際には“目線より高いところ”と工夫されているようです。
「ティファは怖がりなので、使い慣れたものしか近寄りません。そんなティファを想って家具やインテリアを大きく変えるより、ちょっとした飾り物が増えました。
しかも、彼女を驚かせないように、棚に絵を飾ったり、植物を垂らしたりと彼女の視野の範囲外が自然と多くなりました。娘もわんぱく盛りなので、そのほうが安心できます」
さらに、小型犬がなりやすい膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)のクセがあるティファちゃん。
「クッション性のあるフロアシートやカーペットを敷いて滑らないようにしてあげています。段差もなるべくつくらないようにしています。そういう意味でも、床に置いてもオシャレに見えるティピーテントはとても役に立っています。」
インテリアを整えたことで、脱臼する機会が減ったといいます。わんちゃんの健康にも良くなっていて、いいとこづくしですね。
愛犬との心地よい暮らしを目指したら…
もともと、なんでも下に物を置きがちだったという佐々木さん。おうち作りを心掛けたことで片付けの習慣が身につき…今では、床に物があると気になって仕方がないそうです。
是非、これから犬を飼う予定がある方も、すでに飼われている方も少しずつおうち改革をやってみてはいかがでしょうか?
簡単なところからコツコツとやるだけで、気持ちもスッキリしますよ!
実際に室内犬を飼われている方でよく耳にする悩みが“インテリア”。部屋が汚れてしまうのは仕方がないと思っている…なんて声も。お部屋をオシャレにするのも諦めず、オシャレな暮らしの参考にしてみてください。