yourmother合同会社代表、ペット栄養管理士。麻布大学獣医学部卒業後、動物病院勤務、療法食メーカー勤務を経て2018年に『DC one dish』を設立

「同じ釜の飯を食う」ということわざがあります。一つ屋根の下で暮らし、食事を共にすることで生まれる、家族や仲間との強い絆。嬉しいことも大変なことも分かち合いながら、共に生きていく特別な関係性を指す、美しい言葉です。

毎日を共に過ごし、私たちの喜びも悲しみも、その全身で受け止めてくれる愛犬。彼らはまさしく、このことわざが示す「家族」そのもの。
でも、たった一つだけ、叶えられていないことがありました。それが「同じ釜の飯を食う」ということでした。
目次
- 愛犬とは食卓を共にできない。たった一つの寂しさ
- カインズオリジナル冷凍食品「スマイリア 一緒に食べられる仲良しごはん」
- 開発に6年。目指したのは、わんちゃんと飼い主が喜ぶ一皿
- 専門家が語る「愛犬とごはんを一緒に食べる」ことの本当の価値
- 人もわんちゃんも「おいしい!」の連続。我が家の愛犬4頭との実食レポート
- 一緒に食べられる仲良しごはんシリーズは、ただの「ごはん」ではなく、「家族の時間」でした
愛犬とは食卓を共にできない。たった一つの寂しさ
毎日、食卓に並ぶ私たちのごはんを、わんちゃんがキラキラした目で見つめてきます。「おいしいの?」「食べたらダメなの?」そんな声が聞こえてきそうで、そのたびに少しだけ、胸がチクリと痛みました。
もちろん、これまでその想いをぐっとこらえてきた飼い主さんも多いはずです。
「人のごはんは塩分や脂質が多いから」「犬には中毒を起こす食材があるから」と、愛犬の健康を第一に考え、あげたい気持ちを抑えてこられた。それもまた、深い愛情の形です。
人の食事は、わんちゃんには与えられない。わんちゃんのごはんは、人が食べるものではない。そうして守られてきたルールの向こうに、ほんの少しの寂しさが同居していました。
けれど、もしその想いをそのままに、「これなら安心して一緒に食べられる」と思えるごはんがあったら——。
そんな夢のような時間を叶えるのが、カインズの新しい挑戦「スマイリア 一緒に食べられる仲良しごはん」です。
カインズオリジナル冷凍食品「スマイリア 一緒に食べられる仲良しごはん」
このごはんは、人間の冷凍フードとして開発されているのにもかかわらず、わんちゃんの総合栄養食の基準を満たして作られています。愛犬にそのまま主食として与えるのはもちろん 、いつものドライフードに混ぜてトッピングとして活用し、食いつきをアップさせることもできる優れモノなんです。
「一緒に食べられる仲良しごはん」の最も画期的な点。それは、「ドッグフードを人間に近づける」という従来の発想ではなく、「人間のおいしいごはんを、愛犬も安心して食べられるように作る」という、全く逆の発想から生まれたということ。

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商品名 |
主な特徴 |
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豚肉の旨みと野菜の甘みが溶け込んだ、ポトフのような心温まる王道の味わい。 |
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珍しい鯛とチーズの組み合わせが食欲をそそる一皿。骨ごと調理した中落ちを使用し、旨みとカルシウムも豊富。 |
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鶏むね肉の優しい味わいとグリーンピースの鮮やかな彩りが食卓を楽しくする、さっぱりヘルシーなごはん。 |
「これは『ヒューマングレードのドッグフード』ではありません。正真正銘、私たち人間が食べるものと同じ基準で作られた『食品』であり、それを愛犬の健康を考えて獣医師が監修した、全く新しいごはんなのです」
そう話すのは、獣医師/ペット栄養管理士の岩切裕布さん。
今回は、「スマイリア 一緒に食べられる仲良しごはん」を監修された獣医師の岩切裕布さんと成田有輝さんにお話を伺いました。お二人は、獣医師による日本初の栄養相談・レシピ作成サイト『DC one dish』を運営しています。














