犬4頭と猫8匹、サワガニに囲まれながらの生活を楽しんでいる。いつか広い庭付きの家に住むのが夢。

目次
- 川遊びや雨の散歩で気をつけたいレプトスピラ
- レプトスピラ症とは? 症状と感染経路を知っておこう
- 感染を見分ける方法はあるの?受診目安は?
- 雨の日や雨上がりの散歩は行かないほうがよい?
- 川遊びやキャンプで気をつけたいこと
- ただしワクチンで完全に防げるわけではない
- こんな様子があれば早めに動物病院へ
- 怖がりすぎず、知ったうえで選ぶことが大切
川遊びや雨の散歩で気をつけたいレプトスピラ

川遊びやキャンプ、毎日の散歩は、愛犬との大切な時間です。外で楽しそうに過ごす愛犬の姿を見ると、飼い主にとってもうれしいものですよね。
一方で、川や湖、公園、草むら、水たまり、湿った土など、身近な屋外環境には感染症のリスクが潜んでいることもあります。そのひとつが、犬にも人にも感染する可能性があるレプトスピラ症です。
この記事では、犬のレプトスピラ症について、感染しやすい場所や場面、散歩中に避けたい行動などを、獣医師の小林 清佳先生に伺いました。
レプトスピラ症とは? 症状と感染経路を知っておこう

「レプトスピラ症とは、レプトスピラという細菌によって起こる感染症です。すでに感染した野生動物の尿や尿で汚染された土壌などに触れることで感染します。
犬がレプトスピラ症に感染すると、数日から数週間の潜伏期間を経て症状が出ます。主な症状としては、元気がない、食欲がない、発熱、嘔吐、下痢、血尿、黄疸、粘膜の出血、目の炎症など。重症化すると、急性腎不全や急性肝障害などを起こし、命に関わることもあるため注意が必要です」(以下:小林先生)
レプトスピラ症の感染リスクは、実は身近なところにあります。
「まず注意したいのは、雨の日や雨上がりの散歩道です。レプトスピラに感染した野生動物の尿が、雨によって水たまりや土壌へ流れ込み、汚染されることがあります。
犬が散歩中にそうした水や土に口をつけたり、目・鼻・口などの粘膜や傷口に触れたりすると、感染につながる可能性があります」
こう聞くと、自然の多い地域で起こる病気にも見えますが、都心部のアスファルトで舗装された道でも注意が必要だといいます。
「都市部だからリスクがないとは言い切れません。都心でも飲食店街や住宅地でみかけるネズミは、レプトスピラの保菌動物として代表的です。レプトスピラ症に感染したネズミの尿が、雨によって排水溝の近くや道路のくぼみ、植え込みの土などに流れていく可能性は充分にあります。
湿った土壌や水辺の環境では、レプトスピラは数か月以上生存することがあります。梅雨時期はもちろん、台風やゲリラ豪雨のあとは、普段は乾いている場所にも水たまりができやすく、土壌中に潜んでいた菌が地表に現れる可能性もあるんです」














