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東京都在住のゴールデンレトリーバーラバー。幼少の頃から常に犬と触れ合う環境で育つ。2018年に愛犬ジェシカと出会い、憧れの大型犬との暮らしを始める。
コロナウィルスの感染拡大で、犬連れの遠出も難しい状況が続いていますが、愛犬と一緒にこの暑い時期もレジャーを楽しみたいですよね。今回は、東京都内で愛犬家の小林さんとゴールデンレトリバーのジェシカちゃんが、一緒に川遊びを楽しむ様子を取材させてもらいました!持ち物から遊び方、帰りのシャンプーまで!?飼い主さんの参考になりそうなお出かけプランをたっぷりご紹介しちゃいます。是非チェックしてみてください!
わんちゃんと青梅で川遊びにチャレンジ
コロナ対策をして、うちの子と一緒にアウトドアを楽しもう!
今回向かったのは、都心から車で1時間半弱の東京都青梅市!夏の暑い時期は、犬も日中のお散歩に行けず、ストレスが溜まりがちですよね。小林さんは愛犬のジェシカちゃんと青梅の多摩川に、水遊びを楽しみに来るそうです。移動も車なので三密を避けられますし、適度なストレス発散になるそうですよ!
編集部が辿りつくなり、見えてきたのはどこまでも広く青い空と、澄んだ川と、見渡す限りの緑!ここが本当に東京なの!?と目を疑ってしまうほどの風景に圧倒されます。キャンプに行くほどではないけど、自然は味わいたい!そんな飼い主さんにもとってもおすすめです。
※川遊びに行く際は、ペット不可の場所がありますので、事前に確認しましょう!
到着!犬用シューズで肉球を守ろう。
アスファルトや河原の石は油断大敵。
現地に到着したら、川辺まで歩いて行く道中に、アスファルトや大きな石などがないかよく確認しましょう。夏のアスファルトは想像以上に熱くなっていることが多く、肉球を火傷したり、川辺にある石やガラスの破片などを踏んで、愛犬が怪我をしてしまう可能性があります。万が一に備えて、犬用シューズなどを準備しておくといいですね。ジェシカちゃんも、ちゃんとシューズを履かせてもらっていましたよ。川辺に向かう時も、できるだけ日陰のあるところを通っていきます。冷たい水に浸かると暑さを感じにくくなるので、飼い主さん、わんちゃん共にまずは水分補給も忘れずに。
ジェシカちゃん、いつもの楽しい場所に到着したことに気づき、待ちきれない様子。小林さんをぐいぐい引っ張って、叱られてしまう場面も(笑)。
愛犬との川遊びの持ち物は?
小林さんのバッグの中身をチェック!
[持ち物]
・大きめのタオル3〜4枚
・愛犬用シューズ
・飼い主さんの熱中症&日焼け対策グッズ
・虫除け(犬用&人用)
・ハーネス
・リード2種(散歩用の短いもの・遊ぶときのロングリード)
・わんこのおやつ
・飼い主さんの着替え
・うんち袋
・お水
など
タオルは、愛犬・飼い主さんともに使いますので、多めに用意していけるといいですね。もちろん川辺も公共の場所ですので、お散歩の時と同じようにマナーは重要。愛犬のおしっこやうんちは飼い主さんが責任を持ってしっかり片付けましょう。また他の方や小さな子供がいる可能性もあるので、リードは必須。開放的な気持ちになっても、自分と愛犬、他の方の安全を守るため、許可なく愛犬をフリーにすることは絶対に避けましょう。また、首輪は抜けてしまう可能性もあるので、全身をしっかりサポートできるハーネスがおすすめ。ジェシカちゃんは泳ぐのが楽しすぎるあまり、なかなか陸に上がってきてくれないこともあるので、小林さんはしっかりおやつを持ってきていましたよ。また、いつも帰りに近くのホームセンターでセルフシャンプーをするので、シャンプー・エプロン・ブラシやスリッカーなども持っていくそうです!
川遊びで注意することは?
自然の中で、愛犬との絆を深めよう!
さて、いよいよ川岸に到着。小林さんはジェシカちゃんが入っても安全そうな場所をよく観察して選んでいました。川は急に深くなったり流れの早い場所があります。天気の急変によって急激な増水が起こることもあるので、天候にも十分に注意してくださいね。川釣りをしている人がいた場合も、必ず距離をとりましょう。
また、わんこも、泳ぎが得意な子ばかりではありません。犬にも個体差がありますので、初めて水遊びに行く際は、愛犬が水にどんな反応を示すか、まずは川岸か浅瀬で遊んでみて、少しずつ慣れてくれるのを待ちましょう。犬用のライフジャケットなどもうまく活用して、愛犬が楽しめる範囲で飼い主さんが責任を持って遊ばせるようにしてくださいね。
ジェシカちゃんは泳ぐのがとっても上手。ゴールデンレトリバーは筋肉質で、その昔は水鳥猟ハンターの獲物を回収する犬(レトリーブ=回収するの意)として活躍していました。艶のある被毛は二層になっていて、下の毛は水をはじきます。泳ぐのが得意な子が多い犬種であることも納得です。
リードを伸ばして優雅に泳ぐジェシカちゃん。嬉しくて、泳ぎながらも常にこの笑顔(笑)。「みんなもおいでよ」と言わんばかりに、何度も水の流れに乗ってスイスイ泳いでいました。小林さんも、ジェシカちゃんが遠くに行き過ぎてしまわないよう、適度にリードを調整して手繰り寄せます。
お次は浅瀬で、よーい、どん!一緒に競争です。ジェシカちゃん、水の中でも速い速い。小林さんも頑張って!(笑)。水の中は適度な負荷がかかり、犬の体にもいい刺激になります。水中運動は、肥満気味のワンちゃんにもおすすめですよ。
さて、そろそろ休憩するよー。あれ、ジェシカちゃん、まだ出たくない様子ですね(笑)。
必ず飼い主さん主導で休憩を入れましょう
おやつタイムで体も心もポカポカ
ついつい楽しくなってずっと遊んでしまいがちですが、川の水は冷たいので、愛犬の体温を奪います。そのまま遊び続けると、低体温症になってしまったり、溺れてしまう可能性があるので、必ずこまめに休憩を取りましょう。犬は自分で調整することができないので、飼い主さんがしっかりタイミングを見て休憩させてあげることが大切です。ジェシカちゃんもまだ遊びたそうにしていましたが、ちゃんと小林さんが休憩を入れます。座っておやつを食べて、一緒にのんびりしました。
しばらく休憩したら、また遊びを再開。ジャバジャバと水をかけて一緒に遊ぶのも楽しい!ジェシカちゃん、飛んでくる水滴を掴まえようとしています。小林さんの笑顔を見て、ジェシカちゃんもとっても嬉しそう。アイコンタクトをたくさん取ることで、愛犬との絆も深まりますね。トータル1時間半ほど遊んだところで、川遊びは終了。
帰る前にわんちゃんの体を水洗い!
愛犬の足チェックも忘れずに
帰る前に必ず、愛犬の足の裏や指の間を見て、火傷や怪我がないか、よくチェックしましょう。靴などを履いていなかった場合、川の中の小石などで、気づかないうちに怪我をしていることがあります。万が一怪我をしていた場合は必ず獣医師さんに診てもらってくださいね。また、川の水には細かい砂がたくさん混じっていて、犬の毛の中に入り込んでいます。衛生的に良くありませんので、必ず皮膚からしっかり洗い流す必要があります。ジェシカちゃんは、まず水道で砂利を落としていきます。
帰り道のカインズで愛犬をシャンプーしちゃおう!
セルフウォッシュでわんこもさっぱり
ジェシカちゃんはいつも、青梅からの帰りに、すぐ近くにあるホームセンター「カインズ」に立ち寄り、シャンプーをしてから帰るそうです。カインズ の「セルフウォッシュ」コーナーでは、予約制でわんこのシャンプースペースを借りられます。今回利用したのは「カインズ青梅インター店」です。ペットカートもあるので、お店の中の移動もスムーズ。
実は水遊びが大好きなのに、シャンプーは苦手なジェシカちゃん。嫌な予感に、ちょっと緊張気味ですね(笑)。
セルフウォッシュに到着!
受付を済ませたら、セルフウォッシュコーナーへ。中が見えないようカーテンもついていて、完全にプライベートな空間でシャンプーができます。
セルフウォッシュの利用時間の目安は、小型犬なら30分〜1時間、中型犬なら1時間〜1時間半、大型犬は1時間〜2時間くらいを見ておくと良いですよ。料金は、1頭30分につき550円(延長利用料は1頭30分につき440円)。ちなみに、カインズ カード会員なら10%OFFで利用できちゃいます!
さあ、シャンプー台に移動するよ〜。嫌だって顔に書いてありますね(笑)。泳いでいるときとの表情の違いに、思わず笑ってしまう小林さん。
綺麗に乾かして、ブラッシングもしたら、セルフウォッシュが完了!
さっぱりして、いざ車へ!
さあ、お家に帰りましょう!ジェシカちゃん、あとはもう車でぐっすり寝るだけですね。
また遊びに来ようね、と小林さん。とても充実した一日になりました。
皆さんもまだまだ暑いこの季節、小林さんのお出かけを参考に、ぜひ愛犬と一緒に川遊びを楽しんでみては?