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WanQol編集部が街角で出会った素敵な愛犬家とわんちゃんを紹介する《WanScene》(ワンシーン)。今日は駒沢公園で、ニコル(ポメラニアン)に出会いました。11才になるニコルちゃんとの素敵な暮らしについて、飼い主の高野さんにお話を伺いました。
目次
- 駒沢公園で出会った愛犬家とわんちゃん
- ペットロスを乗り越えて
- コロナ禍に犬がいて本当によかった
駒沢公園で出会った愛犬家とわんちゃん
愛犬データ No.98
ニコル/犬種:ポメラニアン(11歳)
ペットロスを乗り越えて
-信頼できるブリーダーから連れてきました
ニコルは、2代目のポメラニアン。実家で飼っていた犬も入れたら3代目です。実は、先代の子が亡くなったときにかなりペットロスになってしまい、丸2年間本当につらかったんです。ニコルを迎えるときは、ブリーダー選びからかなり真剣に取り組みました。本当に信頼できると感じたブリーダーさんにこちらの要望を伝えて、出会うことができたのがニコルです。
ニコルはとても変わり者です(笑)。人に媚びることが全然なくて、自分のやりたいことがはっきりしているんですよ。犬っぽくないですよね。先代の子は、何もしなくても絶対服従な性格で、何をするにも、やっていいのかな?って私の指示を待つタイプの子だったんです。でも、ニコルは全然違う。「私はこれがやりたい!」「ここで遊びたい!」「ここで走りたい!」という、明確な意思があるのを感じるんです。ある意味ではそれが大変でした。最初は私のことも平気でグイグイ引っ張るし、これはちゃんとトレーニングしないといけないなと思って、3年くらい本気でトレーニングにも通いました。その甲斐あって、今は(もちろん元々の性質は残っていますけど)、ちゃんと指示をしてから判断してくれるようになってきました。通っていた時期が終わっても、トレーニングは日々の積み重ね。今でも、ちょっとゆるんできたかも?って思ったときは、先生のところに行ったりしますよ。
コロナ禍に犬がいて本当によかった
-愛犬が心の支えです
ニコルはもう11歳。いい歳です(笑)。実は持病の膵炎がありますが、今は病状も安定していて、病気ともうまく付き合っていけているとおもいます。コロナウィルス感染症が流行して、世の中がガラッと変わりましたけど、つくづく思うのは、「ニコルがいてよかったな」ということです。飼い主の精神状態が犬にも影響すると思うと、できるだけ明るくいたいなって思えますし、そもそもそんなことを考える暇もないくらい日々ニコルが笑わせてくれているんです。外に出るのが億劫になってしまうような毎日でも、ニコルの散歩のために外に出られるんですから。周りの犬オーナー仲間も、みんな口を揃えて犬がいてよかったって言っていますよ。こんな時代だからこそ、みんな感じることは一緒なんですね。特に、よく同じ時間くらいに毎日散歩している仲間たちは、しつけのレベルや考え方も合う方が多くて、犬にとってのいいこと・悪いことの尺度も近いので、お互いの愛犬、自分の愛犬をよく褒め、ちゃんと叱れる人たちなんです。そういう方達との出会いも、ニコルが引き寄せてくれた大切な繋がりですよね。
もしニコルと話せたら、「幸せですか?」って聞いたみたい。でもなんだか、文句言われるような気もします(笑)。
あ!ニコル。虹が出たよ!奇跡だね。これからも、ずっとこうやって一緒に素敵な瞬間を重ねていこうね。