更新 ( 公開)
「かわいい愛犬ともっと仲良くなりたい」と思うのは、飼い主として当然のこと。しかし愛犬の機嫌をとってばかりいると、わがままな犬になってしまうかもしれません。愛犬が自然とイイ子に育つ、“ご機嫌とりのやめ方”をご紹介します。
目次
- 愛犬の機嫌をとってもイイ子にはならない
- おねだりされたときはどうすればいい?
- 散歩中、愛犬が止まってしまうときは?
- 愛犬が偏食で食べ残しをするときは?
愛犬の機嫌をとってもイイ子にはならない
「遊んでよ」「散歩に行きたいな」とおねだりする愛犬がかわいくて、ついつい要求に応えていませんか? 実はそれが習慣化すると、自分の要求が通らない場合に愛犬がストレスを感じるようになる可能性が。
愛犬の機嫌をとっても、イイ子にはなりません。愛犬の要求に無条件に従っていると、愛犬は自分の要求を通すために吠えたり噛んだりするようになる可能性があります。
たとえば、出かけるときに愛犬が寂しそうにしていても、必要以上にかまわないようにするといいですよ。飼い主がリーダーとなり、飼い主のペースに合わせて行動できる犬に育てましょう。
おねだりされたときはどうすればいい?
愛犬がおねだりを始めてもすぐには要求に応えず、無視するのが一番です。たとえかわいそうに感じてもぐっとこらえて、「愛犬を見ない」「さわらない」「声をかけない」という無反応をつらぬきます。
要求に応える場合は、必ず「おすわり」などの号令をかけ、それに従ったら応えるようにしましょう。すでにおねだりがクセになっている犬はしつこい傾向にありますが、あきらめるのを待ちましょう。
散歩中、愛犬が止まってしまうときは?
犬はにおいを嗅ぐことを楽しむ動物です。散歩中、時には立ち止まってにおいを嗅がせてあげることも必要です。しかしそれが、犬が食べてしまいそうな食べ物やゴミである場合などは、飼い主が誘導して立ち止まらずに歩き続ける必要があります。また、排せつしてはいけないような場所も素通りさせる必要があります。
このように、犬が立ち止まるのに合わせていつでも立ち止まってあげるわけにはいきませんよね。犬が立ち止まってもかまわずに、気づかないふりをして歩き続けることも大切ですよ。
愛犬が偏食で食べ残しをするときは?
愛犬がフードを食べないからといって、すぐにフードを切り替えたりトッピングを乗せたりすると、「食べないでいればもっとおいしいものがもらえる」と思わせてしまいます。これでは、気に入らないフードを口にしない犬になるかもしれません。
愛犬がフードを食べ残すときは、しばらくしたら食器を下げてしまいましょう。
もし何日間もフードを食べない状態が続くなら、病気の疑いもあるので獣医師に相談してください。
※記事内に掲載されている写真と本文は関係ありません。