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動物になりたくて、犬(コリー)になっちゃった人。SNSで大バズり。海外のメディアからも注目浴びた。「2023年に世界のメディアが注目した日本人100人」に選出。
犬になってみて何を思う? 着ぐるみで長年の夢を叶えたトコさんに聞いてみました。
目次
- 着ぐるみで「犬になりたい」を叶えたトコさん
- 大型犬のラフ・コリーに変身し、小さい頃からの夢を現実に
- 総額200万円! リアルさとかわいさを追求した着ぐるみが完成
- 海外でも話題沸騰!「私も動物になりたい」との共感の声も
- 「自分以外のものになれる喜び」犬として生活してわかったこと
着ぐるみで「犬になりたい」を叶えたトコさん
人生で一度でいいから動物になってみたい——。
家の中でくつろぐペットや気持ちよさそうに日向ぼっこする動物などをみて、そう思ったことのある人は多いのではないでしょうか。
なんと、それを実際に叶えてしまった方がいます。普段会社員として働くトコさんです。トコさんは「動物になりたい」という願いを叶えるべく、ラフ・コリーの着ぐるみを特注しました。
お腹を出してくつろぐ姿やお散歩、お庭でアジリティを楽しむ姿は、まさに犬そのもの。2022年に「動物になるという夢をかなえて、コリーになっちゃいました!」と、初めてのSNSでの投稿が大きく話題を呼び、海外のテレビ局から取材が来るなど、世界的に注目を集めました。
今回は、そんなトコさんに幼い頃からの夢や、実際に犬になってみての感想を伺いました。
大型犬のラフ・コリーに変身し、小さい頃からの夢を現実に
「動物になりたい」という夢を抱いたのは、幼少期の頃。トコさんはかつて白い雑種の中型犬を飼っていたことがあります。特にこれといった理由があるわけではありませんが、物心ついたときから漠然と変身願望のようなものがあったといいます。
「犬を選んだのは、単純に私が犬が好きだからです。特に、犬の中でもラフ・コリーは好きな犬種の1つでした。クリクリした目とふわふわの毛が好きです」
実際に動物に変身することは難しいため、トコさんが選んだ方法は着ぐるみで犬に扮すること。
ラフ・コリーは大型犬のため、人間が扮しても大きさに違和感がなく、かつ長毛種であることから、ふわふわとした毛により人間の骨格を隠しやすいというのも決め手でした。