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留守番後は、帰宅してすぐに愛犬をほめてあげたくなるものですよね。しかしこの行為が、愛犬の精神状態によくない影響を与えている場合も。今回は、愛犬が安心して留守番できるようになるために、飼い主さんがとるべき帰宅後の行動について解説します。
目次
- 帰宅後のスキンシップは愛犬が落ち着いてから
- 愛犬にハイテンションで接しない
- 帰宅後すぐのおやつはNG
帰宅後のスキンシップは愛犬が落ち着いてから
飼い主さんの帰宅を心待ちにしている犬は、飼い主さんを見た途端に興奮状態になることもあります。この状態のときに、愛犬をなでたり声をかけたりする習慣ができてしまうと、愛犬は飼い主さんが帰宅する前から興奮し、不安定な状態になってしまいます。
愛犬が興奮している間は相手にせず、落ち着いたタイミングで声をかけて笑顔でスキンシップをしましょう。このとき、スマホやテレビを見ながら愛犬の相手をするのはNG。留守番中、愛犬だけで過ごした時間をカバーするように、一対一で向き合ってしっかりコミュニケーションをとってあげてくださいね。
愛犬にハイテンションで接しない
飼い主さんの帰宅に興奮し、吠えたり飛びついたりしてくる犬もいるでしょう。熱烈に歓迎されると、愛犬と同じテンションでこたえてあげたくなりますが、ここもひとまず冷静に。
飼い主さんが愛犬と同じように大きな声や身振りで対応してしまうと、愛犬の興奮をよりあおってしまうことになります。飼い主さんは落ち着いて冷静に対応することが大切です。
帰宅後すぐのおやつはNG
留守番をしていた愛犬へのごほうびとして、帰宅後すぐにおやつを与えている飼い主さんもいるかもしれません。しかし、このおやつが「留守番のごほうび」であるということは、愛犬には伝わりません。
留守番後に毎回すぐおやつを与えていると、愛犬はそれを待ち遠しく思い、不安定な気持ちで留守番することに。
おやつも愛犬が興奮している状態ではあげずに、ふだんの落ち着いた状態で飼い主さんの指示などに従わせてからあげるようにしましょう。
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