ブリュッセル・グリフォンのへこべえ(11歳)と暮らすフリーライター。生活の中心はつねにへこべえという、完全犬ファーストな人生を楽しんでいる。

愛犬が高齢になると、それまでには感じなかった心配ごとや困りごとが増えていきます。おねしょをするようになったり、目も耳も悪くなっているのに深夜に家の中を歩き回ったり、足腰が弱って大好きだった散歩がつらそうになったり……。
筆者の愛犬・カバヲ(フレンチブルドッグ/2023年に16歳9か月で虹の橋を渡りました)も、15歳ごろからこうした困りごとが少しずつ増え始めました。シニア期になっても、できるだけ今までと同じ暮らしを続けさせてあげる方法はないだろうか。
今回は、そんな想いから試行錯誤するなかで発掘した、「シニア犬の困りごとを助ける便利グッズ」をご紹介します。
目次
- 愛犬のおねしょの悩みに! 「人間用防水シーツ」でベッドや布団を守る
- 「人間用防水シーツ」のここが便利
- 危険な深夜のひとり歩きに! 「防犯ブザー」で愛犬の動きを察知
- 「防犯ブザー」の使い方&便利な理由
- 愛犬の足腰が弱くなっても! 「介護用ハーネス」で散歩を楽しむ
- 「介護用ハーネス」を選ぶポイント
- シニア犬との毎日を、心地よく楽しむために
愛犬のおねしょの悩みに! 「人間用防水シーツ」でベッドや布団を守る
私は長年、カバヲと一緒にベッドで寝ていました。15歳をすぎたあたりからカバヲがおねしょをするようになったときも、「シニアなんだから仕方がないよね。シーツや毛布は洗えばすむし」と思っていました。ただ、マットレスにおしっこがしみ込んでしまうことは避けたいなぁというのが本音です。
夜だけおむつをつけるという方法もありますが、カバヲはマナーベルトなども苦手なタイプ……。愛犬にも、飼い主である私にもストレスのない方法で対策できないかと考えていたときに思いついたのが、「人間用の防水シーツ」を使うことです。

消臭 防水シーツ ベージュ 100×200cm
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「防水シーツ」は、水分がマットレスや布団にしみ込むのを防ぐために使われるシーツです。介護や育児のほか、さまざまな場面で使われています。
さっそく取り入れてみたら、これが大正解! カバヲがたっぷりおねしょをしてもマットレスにおしっこがしみ込まなくなり、夜の心配ごとが軽くなったのです。
「人間用防水シーツ」のここが便利
実際に使ってみてわかった、防水シーツの便利なポイントがこちら!
表面は普通のシーツのような肌触りなのですが、裏面が防水仕様になっていて、おしっこなどの水分からマットレスを守ってくれます。

実際に水を垂らしてみても、こんなふうに表面ではじかれて裏にはしみ込みません。

四隅にゴムがついているので、マットレスや布団に固定して使えます。ぴたっと密着するので、寝相が悪くてもズレたりよれたりしにくいのも◎。
私は、マットレスのすぐ上に防水シーツを敷き、その上にいつも使っているシーツや毛布を敷いて寝ていました。この方法だと、普段の寝心地を変えずに防水機能だけプラスできるのもうれしいポイントです。

ペット用の防水シーツもありますが、一緒に寝るスタイルだった我が家では、人間用の大判サイズの防水シーツがぴったりでした。
ベッド全体を覆えるため、カバヲが寝返りをうったり寝る場所を移動したりしても、シーツから外れにくく、安心して使えました。

防水シーツのおかげで、私は最期までカバヲと添い寝を楽しむことができました。「今日は大丈夫かな?」「マットレスが濡れてないかな?」といった心配もなくなり、睡眠時間がぐっと穏やかになったと感じています。
危険な深夜のひとり歩きに! 「防犯ブザー」で愛犬の動きを察知
深夜に愛犬が起きて、トイレや水を飲みに行く。若いころは何でもなかったこの行動も、目や耳が悪くなったシニア期には危険がともないます。暗い部屋で家具にぶつかったり、段差から落ちたりして、思わぬけがにつながることも。
カバヲの場合は、夜中にトイレを失敗してしまい、その上を踏みながら寝室とリビングを行き来した結果、朝起きたら部屋中大変なことになっていた! なんてこともありました。
そして何より怖かったのが、そんなカバヲの様子に、私がまったく気づけていなかったこと。もし体調を崩して夜中にうろうろしていたとしても、私は気づかず眠っているかもしれない……。そう考えると、ぞっとしました。
深夜の愛犬の動きに気づける方法はないだろうかと考えていたときに思いついたのが、センサー付きの「防犯ブザー」です。

リーベックス 侵入感知 音鳴りくん SA-01
https://www.cainz.com/g/4943125710064.html
本来は、侵入者などをセンサーで感知し、音で知らせるための商品ですが、それを、犬の動きを察知するための見守りツールとして活用したらどうだろう? 寝室の出入り口に防犯ブザーを設置すれば、犬が部屋を出ていく瞬間にセンサーが反応して音が鳴り、私も起きられるのでは? と考えたのです。
最初は、「犬でもセンサーが反応するのかな?」と半信半疑だったのですが、実際に試してみたら、しっかり反応! おかげで、深夜のトイレに付き添ったり、寝ぼけてうろうろ歩いている姿を見守ったりすることができました。
「防犯ブザー」の使い方&便利な理由

私が使っていた防犯ブザー『リーベックス 侵入感知 音鳴りくん SA-01』は、マグネット・両面テープ・ねじなどを使って、好きな場所に取り付けられます。私は寝室の入り口に設置していました。

設置する位置が高すぎると犬の通過に反応しなかったり、低すぎると意図しないところで反応してしまったりするので、何度か試して愛犬を感知できるベストポジションを見つけるのが、うまく使いこなすポイントです。

音は「ピッピッピッピッ」と鳴り、音量は小・中・大(40dB/73dB/86dB)から選べます。私は大で使用していました。これは電車の車内くらいの音量で、ぐっすり眠っていても起きられるレベル。とはいえ近所迷惑になるほどの音量ではないので、集合住宅で深夜に音が鳴ってもそれほど気にならないかなと思います。逆に小や中だと、深く眠っていると気づけないかもしれません。
また、ごくまれにですが、カーテンの揺れに反応して音が鳴ってしまうことがあったり、ON・OFFのスイッチがブザーの内部にあるため、裏蓋を外さないと音を止められなかったりする点は、少し手間に感じることも。
でも、このブザーのおかげで、もし夜中に何かあっても気づけるという安心感を持って眠れるようになったのは、私にとってとても大きな救いでした。シニア期の愛犬との日々を支えてくれた、縁の下の力持ちのような存在です。
愛犬の足腰が弱くなっても! 「介護用ハーネス」で散歩を楽しむ
カバヲが15歳になってしばらく経ったころ、かかりつけの獣医さんから、「腰が悪くなってきているから、散歩は控えめにしてもいいかも」と言われました。

でも、カバヲは散歩が大好き。毎日の散歩が何よりの楽しみでした。なんとかして安全に散歩を続けさせてあげられる方法はないかと獣医さんにも相談したところ、「介護用ハーネス」にたどりつきました。

介護用ハーネスは、歩行時の負担を軽減できるよう、飼い主が愛犬の身体を支えながら歩けるアイテムです。さっそく使ってみると、足腰への負担が軽減されたようで、散歩中の足取りも以前より安定したように感じました。
「介護用ハーネス」を選ぶポイント
私が介護用ハーネスを選ぶときに重視したのは次のようなポイントです。

① 愛犬の状態に合ったタイプを選ぶ
介護用ハーネスには、全身を支えるタイプや、前足・後ろ足のみをサポートするタイプなど、さまざまな種類があります。
カバヲは腰への負担が気になっていたため、身体に偏った負担がかからないよう、前足・胴体・後ろ足(腰)までしっかり支えられるタイプを選びました。介護用ハーネスは、愛犬の状態に合わせて、かかりつけの獣医師と相談しながら選ぶと安心です。
② 愛犬への負担が少ない形状を選ぶ
毎日使うものなので、簡単に装着できて、装着時に愛犬の身体へ負担がかからない形状のものを選びました。
③ サイズや素材を確認する
私が使っていた介護用ハーネスは、マジックテープでサイズ調整ができるつくりになっていました。シニア期は体型が変わりやすく、冬場は服の上から装着することもあったため、ある程度サイズを調整できる点が便利でした。また、身体に密着するものだからこそ、生地の柔らかさや風通しのよさなども重視しました。
今回私が使用したものとはタイプが異なりますが、カインズでも介護をサポートするハーネスを取り扱っています。愛犬の状態に合わせて、かかりつけの獣医師と相談しながら選んでみてください。
老犬介護用 歩行補助ハーネス 前足用
https://www.cainz.com/g/4903588236235.html
老犬介護用 歩行補助ハーネス 後足用
https://www.cainz.com/g/4903588236297.html

















