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群馬県高崎市の犬服作り教室 Hana Gray《ハナグレイ》講師。ヒラメキとアイデアで愛犬Grayのためのグッズや暮らしを便利にするモノ作りを楽しんでいる。
夏真っ盛り、気温がぐんぐん上昇し、早朝のお散歩でも日差しが眩しい季節になりましたね。
かわいい愛犬の目を守り、熱中症予防にもなる犬の帽子を作りませんか? 夏らしくひまわりのデザインにしてみました。耳が出せる形になっていて、ブルブルと顔を振ってもズレにくい構造になっています。
今回はミシンも針も使いません! 身近なモノを使ってカンタンに作れる「ひまわり帽子」です。ぜひ、お試しください。
目次
- 【DIY入門】縫わずに作れる、愛犬用ひまわり帽子の作り方ガイド動画
- 【紫外線・熱中症対策】愛犬に帽子を着用するメリット
- 【材料・道具】カインズのサンシェードを使った、愛犬用ひまわり帽子
- 【手順】作業時間30分! 愛犬用ひまわり帽子の作り方
【DIY入門】縫わずに作れる、愛犬用ひまわり帽子の作り方ガイド動画
【紫外線・熱中症対策】愛犬に帽子を着用するメリット
単なるおしゃれアイテムに思われがちな帽子ですが、実はお散歩時の日差しや紫外線対策としても有効的なようです。
詳しく、獣医師の茂木先生に聞いてみました!
強い日差し・紫外線は犬の目にもよくありません。
犬は「薄明薄暮性」(はくめいはくぼせい)といって、明け方と夕暮れに活発に活動する性質を持ちます。そのため、暗がりでも多くの物を見ることができる目の構造をしています。
一方、紫外線を通しやすいため、紫外線を長時間浴びせてしまうと、目の病気を発症する危険性が高くなります。
外出するときには、直射日光が目に入らないように、通気性の良い素材の帽子などで日差しを遮ってあげられると良いでしょう。
また、帽子で頭部に直射日光が当たるのを防ぐことで、頭を守ることもできます。暑さ対策・熱中症対策としても、帽子は有効です。
【手順】作業時間30分! 愛犬用ひまわり帽子の作り方
愛犬用ひまわり帽子の作り方 STEP1.材料を愛犬サイズにカットする
まずは、愛犬の頭のサイズを測ります!
耳の付け根あたりの頭の大きさと、頭の上の耳から耳の間の幅を測ります。
頭の大きさに合わせて、紙に円を描きます。さらに、その外側に帽子のつばになる大きさの円を描きます。
クリアホルダーに挟んで、そのままドーナツ状にチョキチョキ切ります。
サンシェードは
長さ:帽子全体と同じくらい
幅:耳の間の幅くらい の長方形に切ります。
愛犬用ひまわり帽子の作り方 STEP2.形成する
先ほどカットしたドーナツ状のクリアホルダーにサンシェードをはさんでホッチキスでとめます。
クリアホルダーの中にひもを通して、ホッチキスでとめます。このとき、ひもの横にホッチキスどめをして、ひもが自由に動かせるようにしておきましょう。
また、ホッチキスの針が、愛犬に刺さらないようにペンチで山を潰します。念の為、針先が飛び出ないよう、テープでも保護をしておくと、なお安心です。
愛犬用ひまわり帽子の作り方 STEP3.ひまわりの花びらをつける
黄色の布を2種類の花びらの形に切り、布用ボンドで貼ります。少しづつずらしながら、すき間なく貼りましょう。
「花びらA」はサンシェードと重ねる箇所に
「花びらB」はそれ以外の箇所に貼ります。
「花びらA」は、サンシェードがあるので、布の端をクリアホルダーの中に少し折り込むようにしてとめます。サンシェード部分のウラ側も貼り付けるとより、綺麗に仕上がります。
「花びらB」は、クリアホルダーを挟むようにして、半分に折ってとめます。このとき、ひもも一緒に貼ってしまわないよう、気をつけましょう。
愛犬用ひまわり帽子の作り方 STEP4.ひまわりの飾りをつける
帽子の飾りとなる、ミニひまわりも作りました。
サンシェードは約3センチで丸く切り、周りに小さく切った花びらを付けて表に返します。緑のフェルトで作った、葉っぱの上にお花を貼ります。
布用絵の具やマーカーを使って、葉っぱに葉脈を描いたり、花びらに模様を入れると、よりひまわりらしくなります。
できたミニひまわりをひまわり帽子にバランスよくくっつけます。
最後にひもの先にコードストッパーをつけて、完成!
実際に愛犬に着用して、ひまわり畑に行ったところ、見事に紛れることができました(笑)。
暑い夏のお出かけは、危険な場合もあります。日差しや紫外線対策ができるかわいいアイテムで、楽しく安全に過ごしましょう。
帽子や紐で愛犬がいたずらして誤飲などしないよう、飼い主さんの目の届くところでお使いくださいませ。
※売り切れや取り扱い終了の場合はご容赦ください。
※店舗により取り扱いが異なる場合がございます。
※一部商品は、店舗により価格が異なる場合があります。