スマホでも室内でも愛犬を可愛く撮影！ プロのカメラマンが実践している、簡単に映える写真テクニック

愛犬の自然なよい表情も引き出すためにも、まず撮影（撮られること）に慣れてもらいましょう。

今回は撮影に慣れるために、「ペットベッド」を使った写真の撮り方を紹介します。

日頃から慣れているペットベッドを使うと、ワンちゃんがリラックスできるので、落ち着いた状態で撮影を始められます。

まず、撮影に適したベッドを選びます。選ぶポイントは①ペットベッドの形状②ペットベッドのカラーの2点です。

①撮影に適したペットベッドの形状

主にペットベッドの形状は、5つのタイプに分けられます。

• • カドラー・縁付き
  • ドーム
  • フラット
  • ブランケット
  • その他（もこもこトンネルなど）

なかでも、もっとも初心者撮影者におすすめな形状は「カドラー・縁付き」タイプです。少し縁が高くなっているので、自然に動きを制限できるため、ジッとしているのが難しい子などに向いています。

外出先などの外でも撮影に挑戦したい方には「ブランケット」タイプのペットベッドをお勧めします。

「ブランケット」タイプのペットベッドは、持ち運びやすいところが魅力です。椅子やソファの上など、カフェマットのように使えるので撮影場所の範囲が広がります。

また、リバーシブルの場合には、1つ持っておくだけで、裏表で2パターンの雰囲気を楽しむことができます。

①撮影に適したペットベッドのカラー

形状の次に、ペットベッドのカラーとワンちゃんの毛色との相性も大切です。ペットベッドのカラーによって、顔色や写真の雰囲気の見え方が変わることも覚えておくと良いでしょう。

愛犬の毛色に近い色のペットベッドだと、輪郭がぼんやりして見えることも。ワンちゃんを際立たせたお写真にしたい場合には、愛犬の毛色と異なるカラーを取り入れましょう。

たとえば、愛犬が白やクリーム系の明るい毛色であれば、ブラウンなどのダークなカラーを
茶色や黒などの暗めの毛色であれば、白やアイボリーなどの明るめなカラーのベッドを選ぶのがおすすめです。

ペットベッドを選ぶ際には、愛犬の使い心地やお部屋の雰囲気、インテリアとの調和以外に「愛犬がうまく映えるか」という視点を入れてみるのはいかがでしょうか。

それでは、撮影方法についてご説明します。

愛犬を撮影する上で、1番大切なことは「楽しい」と思ってもらうこと。飼い主さんがカメラやスマホを向けると、「楽しいこと/よいこと」があるということを認識してもらうことが大事です。

そのために愛犬がいつも使っているベッドやお気に入りのマットを置き、まずはそのままリラックスしている様子を撮影します。

うまく撮れたらすぐに優しく褒めてあげましょう！

これは「飼い主さんに写真を撮ってもらうと、よいことが待っている」ということを覚えてもらうためのトレーニングです。撮影＝遊びと思ってもらえると、愛犬も前向きになってくれるでしょう。

繰り返すことで、撮る方も撮られる愛犬たちも、少しづつ慣れていくことで写真を撮られる＝良いことがあると学習してくれます。写真が好きになると素敵な写真を愛犬と楽しみながら撮れるようになります。

ただし、無理をさせないことがポイントです。少しでも嫌そうな顔や退屈そうな素振りが見えたら、即座に撮影を切り上げてください。

愛犬が撮影に慣れてきたら、そっと周りに写真映えする小物を添える練習をします。

お気に入りのベッドを置いて、撮りたい場所に愛犬を慣らせます。そして、場所に慣れてきたら小物をそっと添えてみましょう。

慎重な子の場合には、先にペットベッドの周りに小物を置いておくのもおすすめです。

小物を置いたペットベッドで、愛犬がくつろいでくれたらまずは短い時間で少しだけ撮ってみてください。上手く撮影ができたら、ご褒美のおやつを食べさせたり、優しく撫でてあげたりと愛犬が喜ぶことをしてあげましょう。

このとき、焦りは禁物です。撮影に対して恐怖や不信感を抱かれてしまうと、可愛い顔をむけてもらえなくなってしまいます。

小物を怖がってしまう子には、小物への苦手意識を払拭しておくことが必要です。身の回りに配置して、アイテムの存在に慣れるようにしておくと良いでしょう。

愛犬が撮影自体に慣れてきたら、撮りたい場所にペットベッドを動かしていきます。

撮影する場所は「直射日光が当たらない明るめの窓辺」を背景にするといいでしょう。できれば薄いオーガンジーなど透ける素材のカーテン越しがおすすめです。

光が明るすぎると、光が差し込んだ場所だけが白く飛んでしまいます。カーテン越しの優しい光を探してみてください。

明るい窓を背景に撮影すると、愛犬のお顔が暗く写ってしまう場合もあります。

一方、顔が暗くなるのを防ごうと、室内の明るさを強くすると逆に外が暗く写ってしまってどんよりとした雰囲気になってしまう場合もあるので注意してください。

自然な光での調整が難しい場合には、愛犬の顔をフォーカスして、少し顔が明るくなるように撮りましょう。※カメラやスマホによって設定方法は異なります。

また、撮った後に写真加工アプリを使って顔だけを明るくする方法もあります。

顔が暗くなるのを防ごうと、室内の明るさを強くすると逆に外が暗く写ってしまってどんよりとした雰囲気になってしまう場合もあるので注意してください。

以上、ペットベッドを使った愛犬の可愛い写真の撮り方の紹介でした。

撮影に慣らしつつ少しずつステップアップしていくと、今後も愛犬の可愛い瞬間を残して行きやすくなると思います。

一度に完成形の写真を目指すのではなく、時間をかけて信頼関係を構築しながら一緒に作り上げていきましょう！

カインズのペットウェア・ベッドのモデルになってくれるワンちゃんを募集しています。

カインズの2024年の秋冬のペットベッドを使用している愛犬の写真を投稿するだけ！　
「グランプリ賞」を獲得したわんちゃんは、2025年秋冬のカインズ ペットウェア・ベッドモデルに採用されます。

モデルに採用されたわんちゃんは、カインズのスタジオで、プロのカメラマンが撮影します！ 　撮影写真はカインズ特設ページ、ウェア・ベッド販売店舗の店頭媒体、WanQolの記事等にご掲載させていただきます。

詳しくはこちら

ペットベッドを使って、可愛く愛犬を撮れたらぜひ投稿してみてください。