更新 ( 公開)
目次
- 町田で出会った愛犬家とわんちゃん
- 小型犬から大型犬オーナーへ転身
- 愛犬たちのそれぞれの性格
- 先住犬の存在があったから
町田で出会った愛犬家とわんちゃん
愛犬データ No.104
ナツ/犬種:ホワイトシェパード(6歳)
心(しん)/犬種:ホワイトシェパード(5歳)
小型犬から大型犬オーナーへ転身
憧れのホワイトシェパードとブリーダーでの出会い
そもそも、ホワイトシェパードを飼ったのは7年前、双子のダックスフントを飼ううちに、大型犬も欲しいと思ったのがきっかけでした。ホワイトシェパードは、その数年前に「DOG×POLICE」という市原隼人さん主演の映画で活躍してるのを見て知りました。すごく可愛くて印象に残っていたので、この犬種にしました。
しかし実は、一発目はじめてブリーダーの元に引き取りに行ったとき、断られてしまったんです。犬に触れていなかったことを指摘され、「本当の犬好きではない」と。その時、ブリーダーとはきちんと飼い主を見極めてくれるところなんだなと思いましたね。そして2度目の訪問で、ナツとも自然に遊び、合格することができました。
わんちゃんは多頭飼いの方がいいという話を聞き、ナツを迎え入れてから1年半後、心も飼うことにしました。
愛犬たちのそれぞれの性格
2匹とも音に敏感
ナツは穏やかでおっとりとした性格です。みんなが集まっていても興味がなければ見向きもしない、なんてマイペースな面もありますね。でも、ボール遊びは好きです。
弟の心は超ハイパー好奇心旺盛なかまってちゃん。初めてのものはなんでも気になるタイプです。ためらう姿はあまり見たことありません。ホワイトシェパードのオフ会でも、仲間に自分からちょっかいをかけまくる光景をよく見かけます。あとから、みんなに追いかけ回されるまでがお決まりの流れです(笑)。でも、ナツも心もフレンドリーで、だれとでも仲良くなれるタイプです。どちらも音に敏感。最近ようやく慣れたようですが、小さい頃は雷が苦手でした。ナツも心もブロッコリーときゅうりが大好き。
先住犬の存在があったから
犬の寿命は短いけど、だからこそ特別な時間にしたい
大型犬なので、吠えないように厳しく訓練をしています。わんちゃんへの教育は、人間にも共通する部分があるので、私が学ぶことも多いです。
例えば、褒めて伸ばす方がいいと聞いてはいますが、実践するのはなかなか難しいなぁと。自分で経営している身として、ふと会社に置き換えたりもします。従業員に対しても褒めてあげないとなぁとか。日々、私も訓練されていると思います。
犬が3匹もいる我が家は、先住犬を重んじる縦社会なんです(笑)。パワーバランスはうちに来た順なので、ダックスフント>ナツ>心。大きな身体のナツたちでも、先輩のダックスフントには頭が上がらないようです。わんちゃんたちとは、ドックランも行くし、海も行きます。海に行くと、ナツや心はもう大興奮。いつも水にまっしぐらです(笑)。
長野の白馬にもよく連れて行っています。犬も乗れるカヌーや気球に乗ったりして一緒にアクティビティーが楽しめるのがポイントです。はじめは少しビビっていたものの、何度か体験するうちにすっかり慣れたようです。これからも、まだまだナツたちと一緒に行きたいところはたくさんあります。本当は犬を電車に乗せて遊びに行ったりもしたいんですよね。
わんちゃんは寿命が短いからこそ、生きられる時間は特別な経験をさせてあげたいって思うんです。だから、〈他の子が経験できないようなこと〉って常に考えています。だって、最期には「この家に来てよかった!」って思ってもらいたいじゃないですか。
こういう風に考えるようになったのも、それまで飼っていたダックスフントの死があったからです。とても辛かったです。立ち直らなければと思いつつ、なかなか前向きになれず…。そんなとき、私にいま出来ることは、わんちゃんたちと向き合うことだと気付きました。そして、“ナツたちと触れ合う時間を増やしてあげること”を決めたんです。限られた時間を大切にしていきたいです。ナツたちはもちろん、私のためにも。