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ハンズで売ってる「廃材」が使えることをダンスしながら証明する
製品製造の際に材料から必要な部分を取ったあとに残る端材。本来は廃棄されてしまう素材ですが、これを「アイデアの種」として活用する「Hand Marks(ハンド マークス)」の「端材シリーズ」。その中の「端材をあつめたスポンジパック」を使って、最強のお掃除スーツをつくりました。
ハンズには「袋詰めされたごみ」が売っている
初めまして、庭氏と言います。主にやってみた系の記事を書いているライターです。
みなさんは、あのハンズに「ごみ」が売っているのをご存じでしょうか。
僕も最近初めて知ったのですが、製品製造の際、材料から必要な部分を取ったあとに残るものを大量に袋に詰めて、ハンズのお店で売っているんです。
これはハンズのプライベートブランドである「Hand Marks(ハンドマークス)」の商品で、「端材シリーズ」と言うんだとか。「もったいない」を減らすべく、環境に配慮したサステナブルな取り組みとしてスタートしたものなんだそうです。
なるほど、これがいわゆるSDGsってやつか……。端材を売るなんて、ハンズも結構攻めてるなと思ったけど、「ごみ」は「ごみ」でも、「使えるごみ」ってわけですね(悪役みたいなことを言ってますが悪気はありません)。
普段は怠惰と自堕落な性格に甘え、買い物では毎度レジ袋をもらってしまうような、サステナブルとはほど遠い生活を送っている自分だけど、少しでも社会貢献活動に参加してみたい……。端材から新しい使い方を生み出して、「SDGs」を体験したい……。
ということで「端材シリーズ」を買ってみました。
袋には怖いくらい大量のスポンジが
「木材」や「ろうそく芯」に「革」、「プラコーン」なんかもありましたが、今回は「スポンジ」の端材を購入。
中はこんな感じ。渋い見た目の袋を開けると、いっぱいのスポンジが出てきました。
出しても出してもなくならないので、無限にスポンジが出てくるかと思った。怖い。
洗い物などで使っている一般的なスポンジのサイズが1個10〜12gなのに対し、このスポンジパックは内容量約90g。
つまりこの袋の中には、大体7.5個分のスポンジが詰まっていることになります。
精神年齢が8歳なので、これだけ材料が目の前にたくさんあると、なんでもつくれる気持ちになってきた。ハンズのゴミ、精神年齢が8歳の人にはうってつけの商品かもしれません。
最強のお掃除スーツをつくってみる
スポンジといえばやっぱり「お掃除」だと思うので、今回はこの端材を使って、面倒な掃除も楽しくなる「最強のお掃除スーツ」をつくってみようと思う。
というわけで、つなぎ、スリッパ、手袋を用意した。
これに先ほどのスポンジを切って、
とにかく貼り付ける。
本当は全身にスポンジをつけてみたかったのだが、この工程が思いのほか重労働で辛い。一番心が不安定になったのは、けっこう大変なわりにこの作業がまだ掃除に対して何の効果も発揮していないことだった。
危うく自分が何をしているのかわからなくなりかけたが、心の中で「これはSDGsだから……サステナブルだから……」と呟くことで乗りこえた。
端材シリーズを使って工作すると、つくっているだけで意味のあることをしているような気分になれる。端材シリーズ、本当にありがたい。
なんとかこれをやっつけて、触れるもの全てをキレイにしてしまう素晴らしき「お掃除スーツ」が完成した。
踊るだけでお風呂場がキレイになる
せっかく全身にスポンジを貼り付けたスーツができたので、思う存分お掃除ができるお風呂場にやってきました。
実際にスーツを装着して掃除をすると、驚きの事実に気づいた。端材とはいえ、スポンジの性能がとても良いので、洗剤がめちゃくちゃ泡立つんです。端材、あなどれない。
そして、掃除スーツ自体も非常に使い勝手がいい。腰をかがめて擦らないといけないバスタブの角だってこの通り。
ちょっと足を滑らすだけで、モコモコ泡が出てきて汚れを落としてくれる!
無駄な動きをすればするほどキレイになること、さらにはその負担もほとんどないことから、気持ちはどんどん愉快になっていき……
気がつけば、私はお風呂で踊っていました。
そしてそれすら、掃除となってしまう。最高すぎる。
ちなみに手や肘につけたスポンジも、1“スクラッチ”(壁や床を擦ること。命名・わたし)で複数の箇所を掃除できるのでとても便利だった。
唯一欠点があるとすれば、全身をスーツが覆ってしまっているのでめちゃくちゃ暑いくらいだろうか。
不思議なことに、バスタブがキレイになればなるほど、私自身の清潔感が失われていくのが悲しい。
端材シリーズはチャレンジを生み出す
端材シリーズを再利用してSGDsを感じる目的は達成できたし、楽しみながらお掃除もできてしまった。何より、掃除が終わった後のキレイなバスタブで入るお風呂はとても気持ちが良かった。
「掃除=面倒くさい」というネガティブな感覚も、自分で創意工夫するとなんでも楽しくできるものなんですね。
今回はお風呂掃除での使い道を紹介したが、作ったお掃除スーツはベランダとか車とか、大きな範囲を洗いたい時にかなり役立ちそう。
手袋だけなら、日常のお皿洗いとかにもかなり強い。秒速で洗い物が終わります。
「Hand Marks」の端材シリーズは、意外にもネタの宝庫だった。自分のアイディア次第で、いくらでも生まれ変わらせることができる。既製品を買うのもいいけれど、一手間かけて自分の楽しさを優先にモノをつくると、つくる体験も込みで生活が楽しくなる。
創作するのが苦手な方でも安心なのは、自分のイメージ通りにいかなくても、使っているものが元々は端材だから上手くいかなくても後ろめたさがないこと。何かに再利用しようと考えるだけで価値が生まれる、それがこの端材シリーズの大きな魅力だ。
皆さんもぜひ「Hand Marks 端材シリーズ」で自分の生活を楽しめる工夫を探してみてください! それでは。
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