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ハンズに売ってた謎のアイテム「たまごやきの達人」で素人がラクして達人になるまで 〜Road to TAMAGOYAKI MASTER〜
朝ごはんやお弁当の定番おかずである「たまごやき」。シンプルな料理だが、キレイに作ろうと思うとかなり難易度が高い。そこで今回はハンズで見つけた「たまごやきの達人」を使って、美しく美味しいたまごやき作りに挑戦する。
たまごやきの難易度が高すぎる
たまごやきは、溶いたたまごをくるくると巻きながら焼いていく、非常にシンプルな料理である。あまりにも当たり前に日常に溶け込んでいるがゆえ、誰でも作れるようなイメージができてしまっているが、今日は言わせてほしい。
たまごやきって、全然初心者向けの料理じゃないよねぇ!?
「自分、料理入門編ですけど?」みたいな顔をしているが、たまごやきは作り上げるまでにあまりにもセンスが問われる。
例えば、たまごを巻くところ。この時点でたまごやきの大きさが決定され、加熱度合いによって食感にも影響してくるが、菜箸で巻こうにもうまく掴めなくて巻けない!
諦めてフライ返しを使って巻こうとすると、今度は手元が見えなくなって上手くできない!!
極めつけは、菜箸とフライ返しを行ったり来たりしているうちにわけがわからなくなって、その間に焦げていくたまご!!!
そうして料理素人(僕)が作ったたまごやきは、ボロボロの上に焦げてしまったのだった。
たまごやきのしんどさはここで終わらない。複数の調理器具を使って料理をした結果、洗い物が一気に増えてしまうのだ。
これに関しては自業自得といえなくもないが、1つの料理、それも朝ごはんによく作るようなものなのに、ここまで手間がかかるのはとにかく大変だ。
素人にとって、美しくおいしいたまごやきの習得は、あまりに遠い道のりである。
ハンズには“たまごやきの達人”がいる
たまごやき作りを諦めつつあった僕を救ってくれたのは、ハンズにあった謎の商品だった。
「たまごやきの達人」である。
英語にするとMASTER of TAMAGOYAKI、カッコよすぎる。
見た目は菜箸とトングの中間のような形をしており、たまごやきをキレイに作ることに特化した専用アイテムだ。
先端は扇型になっていて、持ち手部分を合わせるとヘラになる。
たったこれ1本でたまごやきを作る際の「混ぜる」「寄せる」「返す」が完了するというわけだ。
正直、道具一つで劇的に上達するとは考えづらいが、自らを「達人」と謳っているのであれば、まずはその自信を信じてみたい。「たまごやきの達人」を使って、絶対に綺麗なたまごやきを作ってみせるぞ!!!
たまごやきの達人はキミさ
ではさっそく「たまごやきの達人」を使って、たまごやきを作っていこう。
まずは、たまごを混ぜていく。ここは菜箸で混ぜるのと大して変わらないだろうなと思っていたのだが、さっそく驚きのポイントがあった。
先端が扇状になっていることでたまごが勢いよくかき回されて、あっという間に溶きたまごが完成したのだ。力をいれていないのにあっという間に仕上がる感覚、達人の技っぽいぞ……!
お次は、素人にとって難関のたまごを「巻く」ステップ。
これも菜箸とは違い、ヘラ状に薄くなっている先端を使えばフライパンのフチにひっついている薄焼きたまごがサッと取れる。さらにそのままヘラを使って折り畳むようにしてけば、あっという間にたまごがクルクルと巻かれていく。
そうこうしているうちに、いつの間にかキレイなたまごやきが出来上がっていた。
あれ、たまごやきってこんなに何も考えずにできたんだっけ……?
そうして完成したたまごやきがこちら。
写真を取りながらだったので少し焼き目がついてしまったが、これはこれでおいしそうだ。
先ほどまで料理ド素人だった人間も、このドヤ顔である。
「たまごやきの達人」さえ使っていれば、菜箸やフライ返しを使い分ける必要がないため、アワアワせずに手際よく進められる。作業スピードが上がり、クオリティが高いたまごやきを作れるのだ。
そうか……
この商品自体がたまごやきの達人であると同時に、これを使っている僕自身も……
たまごやきの……
達人だったのか……
・・・
・・
・
ちなみに食べるときは、ヘラの部分を使ってたまごやきを切れば、食べやすい大きさにできる。
達人は他の料理でも達人だった
「たまごやきの達人」は、たまごやきを作る場面以外でも活躍する。
個人的におすすめなのは、お好み焼きやホットケーキなどの「混ぜる」「返す」といった工程がある料理だ。
たまごやきの達人は菜箸のようにリーチがあるので、大きなものでも簡単にひっくり返せるから非常に便利である。
さらにお好み焼きの場合、ヘラ部分をハケがわりにし、全体にソースを塗り広げられる。
もちろん取り分けように「切る」ことだってできるので、ここでも一石三鳥以上の大活躍だ。
ネーミングに惹かれて購入した「たまごやきの達人」だったが、実際に使ってみるとその名に劣らない活躍っぷりだった。しかも、たまごやきのみならず、時として「お好み焼きの達人」や「ホットケーキの達人」にもなり得る。
「たまごやきの達人」のもとで修行を重ね、いつか「料理の達人」になれるよう精進していきたい。
※一部店舗での取り扱いです。詳しくは直接店舗までお問い合わせいただきますようお願い申し上げます。一部商品は、店舗により価格が異なる場合があります。