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麻布大学獣医学部獣医学科卒業。ペットラインの獣医師。犬用機能性フード 「メディコート」のブランドマネージャーとして商品開発、ブランディングに取り組んでいる。

人間にとっては、栄養バランスを考えるうえで重要な成分とされ、サプリメントなどにもよく使用されるEPAやDHA。青魚に豊富に含まれていて、人間の体内でほとんどつくることができない必須脂肪酸であるオメガ3脂肪酸の一種です。
近年では、ペットの健康に関する研究も進められており、DHAやEPAは愛犬の健康維持にも役立つ成分として注目されています。
そこで、ペットの健康をサポートするフードの研究や製造、販売を行うペットラインの獣医師、宮平萌絵さんに、DHAやEPAの働き、そして、愛犬の健康維持に役立つフードについて伺いました。(PR)

目次
- 近年の研究から見えてきた、犬の健康とDHA・EPA
- 変化する愛犬の悩みに対応する、ペットラインが手掛ける5つの高機能フード
- ペットと飼い主、双方を幸せにするペットラインのミッション
- 愛犬の食物アレルギーが気になる筆者が「メディコートアドバンス」をお試し
近年の研究から見えてきた、犬の健康とDHA・EPA
茨城県つくば市にある研究開発センターで、獣医学や動物学、栄養学などの専門家がペットに関するさまざまな研究をしているペットライン。DHAやEPAについても調査や研究を行っており、愛犬の健康維持に配慮できることがわかってきました。
代表的なものが 「皮膚や毛づやの健康維持」や「認知機能など高齢期の健康サポート」です。

近年、愛犬の健康を気にする飼い主さんが増えており、皮膚や毛づや、愛犬の高齢化から認知機能などへの関心が高まっています。
DHA・EPAは、毎日の食事から取り入れることができる栄養成分で、「皮膚や毛づやの健康維持」をサポートするとされています。毎日摂取することで、それらの健康維持に役立つとする報告もあります。特に柴犬やトイプードルなどの人気犬種では、皮膚や被毛の健康を気にする飼い主さんが多いようで、DHA・EPAを含む食事を選ぶことが、健康維持のポイントの一つになります。
また、高齢の愛犬の飼い主さんは誰しも「愛犬にいつまでも元気で健康でいてほしい」と願うことでしょう。そのためには、毎日の食事選びが大切になります。DHAは脳の健康維持にも関わる成分として知られており、栄養バランスの取れた食事を通じて「認知機能など高齢期の健康サポート」が期待されています。その他にも下部尿路や、腎臓の健康維持にも役立つとする報告もあります。
こうした背景から、DHAやEPAを含む栄養バランスの整った食事が注目されており、愛犬の健康管理の一つの方法として考えられています。大切な愛犬の健康を守るために、毎日の食事を工夫しながら楽しく続けていけるといいですね。
変化する愛犬の悩みに対応する、ペットラインが手掛ける5つの高機能フード
愛犬の皮膚や被毛への関心が高まっているように、以前と比較して、愛犬の健康上の関心は大きく変化しています。例えば、国内で飼育されている犬の50%以上が7歳以上*であり、14歳や15歳の小型犬も珍しくなくなるなど、長寿化が進んだ影響で、以前よりもシニア犬の健康管理の重要性が高まっています。
また、以前は屋外で犬を飼う人が少なくありませんでしたが、現在では室内飼いが一般的になり、屋内飼育にまつわる様々な悩みが発生しています。
*出典:『令和6年(2024年)全国犬猫飼育実態調査』(一般社団法人ペットフード協会)

さらに、飼い主の意識としても、愛犬を“同じ家の中に住む家族の一員”と強く考えるようになったことで、以前よりも細かなケアが求められるようになりました。
ペットラインでは、こうした現代の愛犬やその飼い主に寄り添った、機能性フードの開発に注力しています。

以前から、ペットラインには愛犬の健康をサポートするフードはありましたが、近年増加しているお悩みを見つめ直し、より深くケアできる高機能なフードを目指して開発されたのが、『メディコートアドバンス』です。
“もしかしたら食物アレルギーかも”とか、“今は問題ないけれど、下部尿路の健康が気になるのでよいごはんはないかな”といったような飼い主さんの気持ちを形にしており、機能別に全部で5種類あります。
また『メディコートアドバンス』の共通コンセプトとして、愛犬の「健康で美しい皮膚と毛づやに貢献」があり、個別の機能に加えて、すべての商品にDHAやEPAを豊富に含む魚やフィッシュオイルを使用しています*。
*魚使用は、アレルゲンカット、尿石ケアpHサポート、腎臓の健康維持の3種
①アレルゲンカット 魚&お米、アレルゲンカット 魚&えんどう豆たんぱく
愛犬の食物アレルギーに配慮してチキンや豚、牛、卵、乳製品、小麦などのたんぱく質を避け、食物アレルギーの原因となりにくいとされる「魚&お米」、「魚&えんどう豆たんぱく」を主原料に使用したフード。主なたんぱく源の種類を制限することで、食物アレルギーに悩む愛犬の健康をしっかりサポートします。
「魚&お米」には、カロリーの少ない低脂肪タイプや、犬の食欲が落ちた時に役立つウェットタイプ、おやつとして使えるジャーキータイプなどのラインナップもあります。
②尿石ケア pHサポート
フード中のミネラルやアミノ酸などの栄養成分を調整し、尿を弱酸性化、また、適切なマグネシウム含有量に調整することで尿石の1種であるストルバイト尿石の形成に配慮。
意外と多い”おしっこ”の悩みに寄り添い、毎日のごはんで愛犬の下部尿路の健康をケアします。
③グレインフリー
穀類を一切使用していない「グレインフリー」のフードで、動物性たんぱく質をメインにしながら、全体の栄養バランスも考えられています。
運動量が多く、筋力の健康維持などのためにたんぱく質を多く必要とする愛犬に向いていますが、麦や米などの食物アレルギーのある愛犬にも配慮されています。

これらの4種類は、1歳から愛犬にあげられるフードです。また、①「アレルゲンカット 魚&お米」、「アレルゲンカット 魚&えんどう豆たんぱく」、②「尿石ケア pHサポート」の3つには、11歳からのシニア用もあります。
さらに、①「アレルゲンカット 魚&お米」には、離乳食〜1歳までの子いぬ用もラインナップしています。このあとに紹介する④「腎臓の健康維持」と、⑤「認知機能の健康維持」は、基本的には7歳以降のシニア用のフードですね。
リンやたんぱく質、ナトリウムなどの成分を控える*ことで、加齢とともに気になる腎臓の健康維持に配慮しています。
また、ビタミンCやビタミンEなどの抗酸化成分を配合し、シニアとなった犬の健康維持をより深くサポートすることができます。
*メディコートお腹から健康サポート1歳から比 リン約15%減、たんぱく質約25%減、ナトリウム約35%減
シニアになった愛犬の認知機能の健康維持をサポートするフードであり、脳の健康維持を助けるアルギニンやビタミンB群などを配合。加齢とともに気になる認知機能の健康維持に貢献します。
シニア期はごはんだけでなく日常の生活管理も大切です。健康でハツラツとした生活をサポートするためにも、脳を刺激する遊びなどを取り入れたりするのもよいでしょう。


「メディコートアドバンス」は現在の愛犬が抱える多くのお悩みに対応したラインナップを取り揃えています。毎日の食事を通じて、愛犬の健やかな暮らしを支えていきたいですね。

ペットと飼い主、双方を幸せにするペットラインのミッション

機能別に5種類をそろえる『メディコートアドバンス』ですが、実はペットラインはそれ以外にも、大容量・多頭買いに便利なものや、小魚やかつお節など素材がそのままトッピングされたグルメタイプ、専門店や病院で取り扱う療法食など、多彩なラインナップのフードを取りそろえています。
ここまで多種多様なフードの展開を可能にしているのが、時代のニーズを探すマーケティング部と、専門的な知見を持つ研究所、国内で有数の技術力を持つ工場のスムーズな連携です。

実は、日本で初めて「ドライキャットフード」を開発したのはペットラインなんです。その後も、麻布大学獣医学部と共同で、猫の下部尿路に配慮した一般向けキャットフード「メディファス」を1998年に開発するなど、ペットラインは、業界に先駆けて“お悩み解決フード”にいち早く取り組んできました。


こうした幅広い商品を開発できるのは、マーケティング部が飼い主さんのお悩みを解決するために必要な要素を見つけだし、研究所がそれを実現するため、何度も試験を繰り返してエビデンスやデータを積み重ねたり、ペットの嗜好性を検討したりをすることにしっかりと向き合ってきたからだと思います。
さらに、ペットラインは研究・開発・製造の3つの拠点がすべて国内にあるため、変化するニーズに素早く対応することや、小型犬が多い国内の状況に特化した商品を開発できるなどの強みがあるのです。
現在、愛犬に関する悩みごとがさらに細分化し、より明確で高機能なフードが求められているなかで、ペットラインでは今後どのようなフードを展開していくのでしょうか。

愛犬と飼い主さんの関係性はどんどん近くなっており、現代ではペットの健康に寄り添うことが、飼い主さんのお悩みを解決することにつながり、双方の幸せに直結していると感じています。
ですから、ペットと飼い主さん、どちらにも満足してもらえる商品をこれからも開発していきたいと思っています。ペットラインが掲げている “愛情を品質に”という言葉を一層大切にしていきたいですね。
愛犬の食物アレルギーが気になる筆者が「メディコートアドバンス」をお試し
筆者の愛犬は2歳。これまで食物アレルギー症状は見られませんが、将来的に食物アレルギーを発症しないかという不安はありました。できるだけ長く健康に暮らすためにどうしたらいいのかと悩んでいましたが、日々の食事でケアできるフードがあるというのはうれしいですね。
さっそく主なたんぱく源にお米とお魚しか使用していない「メディコートアドバンス」の「アレルゲンカット 魚&お米」を試してみました。


まずは普段のフードに少し混ぜてみましたが、すごい勢いであっという間に完食! 食いつきもよく、体調面も問題がなかったので、数日かけて切り替えました。普段と違うフードなので少し不安もありましたが、 気に入ってくれたようで安心しました。
気になる皮膚や毛づやの健康維持についてもサポートしてくれるのも助かります。いろいろな悩みにも対応しているので、「まだ療法食にするほどではないけど」という方はぜひ「メディコートアドバンス」を試してみてください!
※個人の感想です。
※商品が売り切れや取り扱い終了の場合はご容赦ください。
※店舗により商品の取り扱い状況が異なる場合があります。
※一部商品は、店舗により価格が異なる場合があります。