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WanQol編集部が街角で出会った素敵な愛犬家とわんちゃんを紹介する《WanScene》(ワンシーン)。今日はカインズ新座店のドッグランで、あやこさん、さきさん親娘とノア(チワワ)に出会いました。犬を飼い始めるまでにすごく悩んだあやこさん。やっとの想いで始められたという犬との暮らしについてお話を伺いました。
カインズ新座店で出会った愛犬家とわんちゃん
愛犬データ No.92
ノア/犬種:チワワ(2歳)
初めての“ペット”に不安がいっぱい
-ノア(チワワ)を飼い始めたきっかけは?
子供の手が離れて、わんちゃんを受け入れることを考え始めました。
飼うのならチワワとトイプーのどちらかって思ってたのですが、たまたま入ったペットショップで”ノア”に出会って即決。その日に連れて帰りました。それまでは結構色々なお店を見たりしていたのですが、なかなか飼うまでには至れなくて…実は少し飼うのを諦めてたくらいなんです。『命を扱う』ことにすごく勇気が必要で。いずれ死を見届けることになることなどを考えると、色んなことが心配になってしまたりして悩んで、時間ばかりが過ぎてしまっていました。「いつ飼うのかな、このままだと飼わずにいってしまいそうだな」って自分ながら思っていました。そんな私の様子を見かねた子供たちが背中を押してくれました。今まで見てきた他の子とは何か違う、運命的なものを“ノア”に感じたので「この子を飼おう!」と決心することが出来ました。あまりの勢いで、主人に報告なく迎え入れてしまいました(笑)。
構ってほしい時のサイン
-ノア(チワワ)はどんな子ですか?
人間好きのおてんばっ子です。家ではいたずらをして、家族の注目を浴びたがります(笑)。あえて、叱られる靴下やティッシュをいじりたがるんです。「ダメだよ~」って言われるのを分かりながらも、わざわざ遊ぶんですよね。
家では寝ていることも多く、何か作業をしているとそばに寄ってきて、横でスヤスヤと寝息を立てる姿が可愛いんです。でも、「構ってくれる!」って思うと、瞬時におもちゃを持ってきて遊びモードに切り替わるんです。ボールやぬいぐるみのおもちゃがお気に入りです。投げては取ってきてのコミュニケーションが好きみたいです。
犬に対してはちょっと怖がりで犬見知りをするのですが、ドッグランとかでしばらく一緒に遊んでいるとだんだんと仲良くなっています。走るのが大好きなノアはお散歩も大好き。こんな小さな身体だけど、いつも1時間くらいは歩きます。雨とかで行けない日は外を見ながら「散歩に連れてけ~」って恨めしそうな顔でアピールしてくるんです(笑)。
家族を繋いでくれる存在
-ノア(チワワ)との暮らはいかがですか?
動物を飼うことが初めてだったので分からないことだらけでした。今思うと、この子がうちに来たばかりの頃は、あまり表情や行動の意味とか読み取ってあげられなかったです。でも、長く一緒に時間を過ごすことで、少しずつですがはじめよりずっとお互いの気持ちが通じ合えてきているように感じます。
私(娘)が落ち込んでいたとき、ノアが察知して寄り添ってくれたことがあるんです。「大丈夫かなぁ」っていうノアの優しい心の声が聞こえた気がします(笑)。「私の気持ち分かってくれるの⁈」と余計泣きそうになってしまいました。
ノアが来てくれて、家族が一層明るくなりました。帰ってきて真っ先に挨拶をするのもみんなノア。「ただいま~」っとまずはノアに寄って行ってしまうんです(笑)。子供たちが大きくなると揃って出掛ける機会が減ってしまうんですが、ノアのおかげで集まる機会も増えました。去年はノアも連れて那須のコテージに泊まりました。犬との旅行って、飼う前までは想像もしてなかったですし、行くまでにはたくさん調べたり、準備も必要。でも、だからこそ家族にとって最高の思い出になりました。今回成功したので、もっともっと色々なところに行ってみたいですね。
最近だと、在宅が増えたこともあり、親娘で散歩に行くことも多くなりました。ノアを通じて家族の時間が増えて、幸せです。