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WanQol編集部が街角で出会った素敵な愛犬家とわんちゃんを紹介する《WanScene》。 今日は駒沢公園で、松田さんとこむぎ(トイプードル)に出会いました。猫3匹との共同生活により、猫化してきているこむぎとの暮らしについて、愛犬家の松田さんにお話を伺いました。
駒沢公園で出会った愛犬家とわんちゃん
愛犬データ No.90
こむぎ/犬種:トイプードル(7歳)
ドキドキな愛猫との初対面
-こむぎ(トイプードル)を飼い始めたきっかけは?
犬好きの妻のリクエストでトイプードルを買うことになり、横浜のペットショップでこの子と出会ったのが7年前。現在、我が家は猫が3匹とこむぎ、私、妻、2人の子どもがいて動物と人間の比率がちょうど半々です(笑)。ここの子を飼うと決めた時、少しお腹の調子が悪かったため3週間ほど病院で診てもらい、その後無事にうちにやって来ました。生後4カ月の小さなこむぎがネコたちに会った時にどのような反応をするか心配していましたが、お互いに警戒していたのは最初だけ。すぐに4匹一緒になって遊ぶようになりました。毛の色が小麦色だったので“こむぎ”と名付けました。
吾輩は猫である?
-こむぎ(トイプードル)はどんな子ですか?
ペットショップで出会った時は700gと小さかったこむぎですが、今では7kg。肥満というわけではなく、骨格が大きいトイプードルのようで安定感が抜群です(笑)。育てている中でもっとも驚いたのは、こむぎは自分のことを猫だと思っている節があること。3頭の猫が自分の体を舐めて毛づくろいをしていると…なんと、こむぎも自分の手を舐め始めるのです。それも肉球を上に向けて舐めているんです。その姿を見るといつも笑ってしまいます。
性格はおとなしくてちょっと臆病。散歩の時も、私より前を歩くことはありません。
犬との生活は意外な発見ばかり
-こむぎ(トイプードル)との暮らはいかがですか?
こむぎは慎重で臆病な性格で驚かされることが多いです。たとえば、この子をダンボールの上に乗せると、ジーッと固まって降りられなくなってしますんです。音が怖いみたいで、家の中の階段の防音シートが一段貼っていないだけでも動けなくなるんです。おもちゃも音の出ない同じぬいぐるみでしか遊ばないので、同じものをネットで大人買いしています。
また、トイレは家の中に敷いたシートの上でしかせず、散歩に出た時にオシッコなどをするという発想がありません。成長するうちにいつか脚を上げてするだろうと思っていたのですが、こんなところも猫たちに似てしまったのかと思うほどです(笑)。
一方で甘えん坊の部分は実に犬らしく、べったりとくっついて来ます。夏の暑い時でも一緒に寝てるとくっついてくるんです。「ちょっと離れて寝ようね~」っと声をかけながら、そっとこむぎをズラしています(笑)。ただし、私や妻がこれをやると大人しく言うことを聞いていますが、同じことを5歳の娘がやると「ウゥゥ~」と怒ります。自分のほうが先に我が家の住人になったので、お兄さんのつもりなのかもしれません。これからもこむぎにはたくさんの新発見があると思います。3匹の猫とこむぎとみんなでずっと仲良く暮らしていこうと思っています。