【愛犬のエアコン・冷房対策】カインズで売ってるクレートにぴったりな、手ぬぐい暖簾（のれん）の作り方

ワンちゃんがいるご家庭での、室内のエアコンの使い方には注意が必要なようです。

詳しく、獣医師の茂木先生に聞いてみました！

犬は元々体温調節が苦手で、熱中症になりやすい動物です。一般的に、夏にはエアコンなどを常時つけておいてあげるほうがよいとされています。

しかし一方で、エアコンの風が身体に直接当たると冷えすぎて体調不調を起こしてしまうケースも少なくありません。

エアコンが効きすぎている室内に長時間いたり、急激な体温の変化で自律神経が乱れてしまうと、クーラー病（別名「冷房病」）になってしまうこともあります。

エアコンをつける場合でも、寒さをしのぎ、体を温めることができるスペースを作ってあげましょう。

そこで今回のようなクレートに暖簾があると、室温が冷えているときなどに自分で避難し、体温を調整するのに有効です。

クレート全体の高さを測ります。

クレートの高さ+4cmになるように、手ぬぐいをカットします。

暖簾にしたときに、縁を処理をしている方が下に来るようにしたいので、柄に方向がある場合はカットする方向を気をつけてください。

次に、縦半分にカットします。

柄に方向がある場合は気をつけてください。

クレートの開き部分（入り口の高さ）を測ります。

先ほどカットした2枚の手ぬぐいを、中表にして重ねます。

折り目近くの、裾から開きの長さのところに印をつけます。（①）

反対側から、幅3㎝（縫い代分）の所に線を引いて印をつけます。

印をつけた所をなみ縫いします。

開いて3cm幅を、アイロンで割ります。

アイロンで割った手ぬぐいの縁を、三つ折りにして手芸用ボンドで貼ります。

クレートの高さ（①の印）に合わせて、なみ縫いした箇所を折り込み、折り目をつけます。

折り目に合わせて、三つ折りします。

縁を手芸ボンドで貼り、留めます。

面ファスナーを3ヶ所に貼ります。

面ファスナーに、シールが付いてない場合はボンドで貼りつけてください。（クレート側は両面テープで貼るのがおすすめです。）

最後に、クレートにも面ファスナーを3ヶ所に貼って完成！

クレートに暖簾を取り付け、ワンちゃんが入れるように調整してください。

愛犬のクレートのサイズに合わせた暖簾の作り方でした。

手ぬぐいの柄やデザインによって、雰囲気もガラリと変わります。

冷房が苦手な犬種や、年齢の子もいます。暑さや寒さの感じ方はワンちゃんによっても異なるので、エアコンの使用には注意してくださいね。

この暖簾であれば、お手軽にワンちゃんたちのパーソナルスペースも保てるようになっています。

おしゃれで機能的なクレート暖簾で、愛犬たちと快適な空間を作ってみませんか？

※面ファスナーなどをワンちゃんが誤飲することがないように、お留守番時の使用は避けましょう。