ドイツが誇るテクノロジー・カンパニー「ボッシュ」。世界初の電動工具を開発し続けてきたボッシュの歴史と、電動ディスクグラインダー『X-LOCK(エックス・ロック)』について、電動工具事業部 部長の高橋さんにインタビューした。
2020年12月28日 ストーリー公開 2020年9月2日 本編公開
渋谷駅から徒歩数分。青山通りを登っていくと、洒落たカフェが目に入る。ドイツが誇るテクノロジー・カンパニー「Bosch(ボッシュ)」の日本における拠点が、ここ渋谷にあるのだ。
「ボッシュが持つ特許技術なしに、現在の自動車が成立しないのも事実です。より快適な走り、より安全なドライブ、時代とともに変化する世界のニーズを先取りしながら、ボッシュは成長を続けてきました。」(高橋部長)
日本における医薬部外品全体の「市場規模」がおよそ1兆円と言われているなか、ボッシュでは毎年1兆円弱の規模感で、さまざまな分野の研究開発が行われている。
クルマのエアバッグを適切に作動させるためのセンサーシステムのほとんどは、ボッシュが提供している。それが『どのような衝撃なのか』を瞬時に判断し、必要なときには確実に作動させる。このようなセンシング技術において、ボッシュは市場を大きく牽引している。
ディスクグラインダーによる事故原因のひとつに、ディスクが正しく取り付けられていないことによる事故がある。そこでボッシュは、ワンタッチで簡単に交換でき、取り付けミスが起こらない画期的なシステム『X-LOCK』を投入した。
「X-LOCK」がプロフェッショナルの世界にもたらした、簡単・間違わない・安全という3つの価値。電動工具にほとんど触ったことのない素人が「X-LOCK」のディスク交換にチャレンジしてみても簡単に操作可能だ。
コードレスドライバー「IXO」は、アタッチメントにより「ワインオープナー」や「ペッパーミル」、時には「バーベキューファン」へと姿を変える。このような“遊びゴコロ”もまた、ボッシュの世界感なのだ。