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夫と娘、きつね似の愛犬・太朗とくらす。東南アジアの食文化が好きで、美味しいアジアご飯を中心とした情報発信を行う。Instagramフォロワー4万人。
“きつねいぬ”太朗くんが、飼い主Sさん家族にもたらしてくれた幸せとは? 愛犬とのくらしについて聞きました。
目次
- まるでキツネ!? 大きな耳で世界中の犬好きを魅了する太朗くん
- 変幻自在な大きい耳を持つ、元保護犬の太朗くん
- 「親バカじゃなかったんだ」SNSを通して愛犬のかわいさを再確認
- 譲渡会で、唯一自分を向いて尻尾を振っていた犬にビビッ!
- 吠えることを忘れてしまったのか? 心配になるほど手がかからない愛犬
- いるだけで心が温まる、愛犬は家族の“カイロ”のような存在
- “過保護”なフォロワーを味方に、愛犬の体調を日々「観察」
- 犬は何でもわかっている。だから伝える「大好きだよ」の言葉
まるでキツネ!? 大きな耳で世界中の犬好きを魅了する太朗くん
ピンと立った耳に、つぶらな瞳。キツネのような容姿を持つのは、保護犬出身の太朗くん。お迎えするときに、チワワとダックスフントのミックス犬だろうと言われたのだそう。
そんな太朗くんに、おもわず声をかけてしまう人も多いようで......。
「太朗を連れていると、『この子はなんの動物ですか?』という質問もよく受けるんです。その度に毎回『犬なんです』とこたえています(笑)。特に海外の方から見てもなじみのない耳らしく、外国人のフォロワーさんからは毎日のように、なんの犬種なのかと質問が来ていましたね(笑)」
そう話すのは、飼い主のSさん。ご主人と小学3年生のお嬢さん、太朗くんの3人+1匹で暮らしています。
Sさんは太朗くんの日常を、「きつねいぬ太朗」というSNSアカウントで発信。
リズムに合わせて耳をピンと立てる動画は、3800万回以上再生されたことも。
「私たち家族も過保護なんですが、負けじとフォロワーさんもみんな過保護で……(笑)太朗のことを我が子のように見守ってくれていて、とてもありがたいです」
Sさんの投稿に寄せられるコメントは日本語だけではありません。世界中の犬好きを虜にする太朗くんは、いったいどんなワンちゃんなのでしょうか?
太朗くんとの運命的な出会いや愛犬との幸せな暮らしについて伺いました。
変幻自在な大きい耳を持つ、元保護犬の太朗くん
太朗くんのチャームポイントは、なんといっても大きな耳。本来、ダックスフンドの要素が入ったワンちゃんの場合、耳が垂れていることが多いのだといいます。
しかし、太朗くんの耳は厚みがあって、ピンと広がっています。
「ふだんは耳が横に広がることもありますが、お菓子をガサゴソする音や、料理をする音を聞くと、ウサギみたいに耳が縦に伸びるんですよ」
「太朗の耳に関して、ルーツを聞かれることもあるのですが、実際のところは私たちも知りません。保護犬だったので、生まれも犬種も正確な情報はわかっていないからです。譲渡会で太朗を迎えたときも、“おそらく”チワワとダックスフントのミックスと教えていただきました。でもこの立った耳を見ると、コーギーや他の種類も入っているのかもしれませんね」
「親バカじゃなかったんだ」SNSを通して愛犬のかわいさを再確認
ふだんは、“ご飯系インフルエンサー/ライター”として、SNS運用や記事の執筆をしているSさん。「きつねいぬ太朗」のアカウントを開設したのも、そのお仕事がきっかけでした。
「SNSで主に商品紹介をしているのですが、その投稿に太朗を映り込ませると、やたらと閲覧数が多くなって(笑)商品の紹介をしているのに、太朗に対するコメントが殺到するようになったんです」
Sさんは、太朗くんの投稿を心待ちにしている人のために、太朗くん専用のアカウント「きつねいぬ太朗」を開設。ユニークな耳を活かした投稿はたちまち注目を集め、約2年半でフォロワー数は19万人近くまで急増しました。
「『あなたの犬を見ていると明日も生きようという気持ちになります』というメッセージが来たこともあって。太朗の投稿で誰かが幸せになっていると思うと嬉しくて、発信を続けられています。それに、たくさんの方にかわいいと言ってもらえて、やっぱりそうだよね?と再確認できました(笑)私は親バカじゃなかったんだなって」