住設メーカーの「LIXIL」に教わる! 雨戸&シャッターお掃除完全マニュアル
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バラ作りは難しい、手がかかるという印象はありませんか? しかし、実は育て方の基本を覚えれば、後は少しの応用で花を咲かせることができます。バラは別名を「買笑花(ばいしょうか)といい、花言葉は赤いバラが「情熱」、黄色いバラが「嫉妬」、白いバラが「尊敬」などという意味があります。
バラにはいくつかの種類があります。四季咲きは開花後に切り戻すと次に伸びる枝が花をつけ、次々と開花を繰り返すバラです。一季咲きは春のみ花をつけるバラ、返り咲きは春過ぎに不定期に花をつけるバラです。
では、実際にバラの育て方を解説していきます。
日本の気候では、5月と10月が最も美しいバラの季節といえます。
バラは戸外で育てる植物で、室内には向きません。日当たりと風通し、水はけの良い場所を好みます。
日当たりが良いと樹の成長も早く、丈夫に育ちます。最低でも1日3〜4時間の日照があると良いでしょう。
鉢植えの場合は、4月~11月までは毎日、夏なら朝夕2回、たっぷりと水やりします。
冬の休眠期や、秋のバラ苗が栽培しやすいのでおすすめです。2回の剪定は、しっかりと行いましょう。また、鉢植えの場合、毎年植え替えを行うのが理想的です。バラは連作が苦手なので、同じ場所で植え替える際には、毎回新しい用土を使用してください。
Q.バラを育てる際に気をつけるべき病気は?
A.うどんこ病や黒点病に注意します。
うどんこ病は、4月上旬〜7月および9月〜11月頃に多く発生します。葉裏が白くなり、葉がちぢれるなどの症状があります。発生した場合は、市販の薬剤などを散布しましょう。
黒点病は、梅雨など雨の多い時期に多く発生する病気です。発生すると葉に黒い斑点ができて黄色くなり、やがて落葉します。症状のある葉や落ちた葉は早めに取り除き、市販の薬剤を散布して被害の拡大を防いでください。
Q.バラの植え付けはいつ行いますか?
A.苗の種類によって植え付け時期は異なります。大苗は11月~2月頃、新苗は5月〜6月、 鉢苗は真夏以外であれば、いつでも植え付けが可能です。
Q.バラはどんな土を好みますか?
A.水はけがよく、有機質に富んだ土を好みます。小粒赤玉土7〜6:堆肥3〜4の割合でブレンドするのがおすすめです。市販のバラの培養土を利用するのもよいでしょう。
バラは品種の特徴を知り、育て方の基本を覚えることが大切です。この機会にお庭やベランダでバラを育て、美しい花を咲かせてみませんか?