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ブルーベリーは果樹の中でも育てやすい植物です。原産地は北アメリカで、花言葉は「実りある人生」です。開花時期は4月~5月で、白いふっくらとした小さな花をたくさん咲かせ、白に混じった淡いピンクとブルーの色合いを楽しむことができます。
では、実際にブルーベリーの育て方を解説していきます。
ブルーベリーは実の収穫はもちろん、ガーデニングのアクセントとして育てるのもおすすめです。春先に花を咲かせた後、7月~9月に実の収穫期を迎えます。植え付け、植え替えの適期は11月~3月頃で、肥料は開花前や結実前などに適宜与えます。
ブルーベリーの植え付けは、芽や根の成長が止まっている時期に行うのがポイントです。関東~北の地域では春、関東から西の地域では秋に行うのが良いでしょう。苗は秋から早春にかけて園芸店で購入することができるため、枝が太く、つやの良いものを選ぶようにしましょう。
水やりは庭植えの場合、乾燥時以外は必要ありませんが、プランターの場合は底から水があふれるくらいたっぷりと与えます。4月~7月までは1日1回、夏場は1日2回涼しい時間帯に行いましょう。泥が茎や葉にかからないよう、水の勢いを抑えて与えるのがポイントです。秋以降は土の表面が乾いてから水やりをしましょう。
ブルーベリーの肥料は化学肥料を最小限に抑えて有機肥料を施すことが大切です。3月までは元肥として油かすなどの有機肥料を、5月~6月にかけては実がつきやすくなるように追肥として緩効性化成肥料を与えます。有機肥料は、家庭の生ごみや草などを有効に使うのもおすすめです。
Q.ブルーベリーを育てる際に気をつけるべき病気や害虫は?
A.ブルーベリーを育てる上で注意したい害虫は、カイガラムシ・コガネムシ・イラガです。特に鉢植えの場合はコガネムシの幼虫に根を食害されないように注意しましょう。必ず日当たりや風通しの良い場所で育てるようにし、屋外では鳥に実を食べられないようにネットなどを使用して害虫被害を防止しましょう。
Q.ブルーベリーを育てる場所や適している土は?
A.ブルーベリーは日光を好む性質があるため、庭植え鉢植えともに日当たりの良い場所で育てます。用土は酸性の強い土が適しているため、庭植えの場合はあらかじめピートモスや鹿沼土などの酸性用土を使って調整しましょう。プランターの場合は酸度未調整のピートモス5~6、鹿沼土小粒5~4の配合土がおすすめです。
Q.ブルーベリーの人工授粉の方法は?
A.ブルーベリーの実付きが悪い場合は、花が咲いた後で人工授粉を行います。受粉樹として植えた別の品種の花粉を筆などにつけ、収穫する品種の花の雌しべに花粉をつけます。ブルーベリーの品種はハイブッシュ系とラビットアイ系の主に2つの種類がありますが、同じタイプの品種を選ぶことが大切です。
春には花、夏は果実、秋は紅葉を楽しむことができるブルーベリーは、家庭でも気軽に育てることができます。花付きと結実のために有機肥料や緩効性肥料を適宜施すようにし、根腐れしないように注意しながら水やりを行います。見た目が可愛らしいブルーベリーの苗を、ぜひ家庭で育ててみてはいかがでしょうか。