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青虫から植物を守る対策とは? 予防法と駆除法を紹介!

スタッフ

株式会社カインズ グリーン・ガーデン部【公式】

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ホームセンター・カインズのグリーン・ガーデン部が、お花・野菜・観葉植物・多肉植物・家庭菜園・庭造り・畑作りなどに関する専門知識や栽培方法、ノウハウなどを解説します。

青虫は植物の葉を食べてしまう厄介な害虫です。放っておくと、どんどん葉っぱを食べられてしまい、光合成ができなくなって枯れてしまうこともあります。

そうならないためには対策が必要です。対策には、青虫が植物に付かないように予防する対策と、青虫が付いてしまったら駆除する対策の2種類があります。

ここでは、青虫の予防法と駆除法を詳しく紹介します。予防と駆除の両方を行って、青虫の被害を最小限に抑えましょう。

青虫とは?

青虫

青虫は蝶や蛾の幼虫で、緑色をしており、体の表面に長い毛やトゲがないのが特徴です。モンシロチョウ、ヨトウガなどの幼虫が青虫と呼ばれています。

モンシロチョウの青虫は、春や秋なると活発に行動し、葉を食害します。葉の裏に卵を産み付け、成長サイクルは1か月程度です。冬場になるとサナギの状態で越冬し、春になると羽化します。

ヨトウムシはヨトウガの幼虫で、夜間に葉を食べる害虫です。食欲旺盛で、さまざまな葉を食害しますが、大きくなると夜行性になるので、見つけにくくなってしまいます。

成虫1匹あたり数千個の卵を産み付け、春と秋ごろ孵化し、約一か月間食害を続けます。真夏と冬の間はサナギとなって土中で休眠し、春と秋に羽化して成虫になります。

青虫の被害を受けやすい植物

青虫の被害を受けやすい植物

青虫は、特に、キャベツ・ダイコン・ブロッコリーなどのアブラナ科の植物を好んで食べます。アブラナ科が発している匂いに誘われてくるともいわれています。

体は小さいものの食欲は旺盛で、放っておくと葉脈を残して全ての葉を食べつくしてしまいます。青虫が葉を食べてしまうと、植物は光合成が行えなくなってしまうので、成長に大きな影響を与えます。葉を食べる野菜は、食害されることで出荷できなくなる場合もあるので、厄介な害虫です。

青虫は大きくなるにつれて、食欲が増しますから、青虫を見つけたら早いうちに対策しましょう。

青虫を予防する対策

青虫を予防する対策

青虫の被害を最小限にするためには、青虫を予防することが重要です。ここでは、青虫の予防方法について紹介します。

防虫ネットや寒冷紗をかける

成虫が葉に卵を産み付けなければ、青虫の被害を予防できます。卵を産ませないためには、物理的に防ぐ方法が一番効率的です。物理的に防ぐ方法としては、防虫ネットや寒冷紗を植物にかける方法が一般的です。

寒冷紗は、虫の侵入を防ぐだけではなく、夏の直射日光を防いだり、冬の霜を防いだりする効果もあるので、園芸や菜園に必須のアイテムと言えます。虫よけのためには、なるべく網目の細かいものを選び、隙間ができないように植物を覆いましょう。

しかし、大きく育つ植物には使えないことや、追肥などのお手入れが難しくなるデメリットもあります。

コンパニオンプランツを植える

コンパニオンプランツとは、育てたい植物のそばに植えることで、良い効果をもたらす植物のことです。コンパニオンプランツを近くに植えることで、病気になりにくかったり、成長が良くなったりしますが、害虫を寄せ付けない効果もあります。

青虫はキク科やセリ科の匂いが嫌いといわれているので、キク科のレタスや春菊、セリ科のニンジンなどを育てたい植物の近くに植えると良いでしょう。なお、レタスを食害するタバコガはアブラナ科の植物を嫌うので、レタスとアブラナ科はお互いの害虫を予防するコンパニオンプランツになります。

コンパニオンプランツを育てると、育てたい植物と一緒に収穫もできるので、楽しみが倍増します。しかし、物理的に防ぐ方法と比べると、効果は限定的なので過信は禁物です。

木酢液をスプレーする

木酢液は、木炭を作るときに発生する煙や水蒸気を冷やして液体状にしたもので、水で薄めて使います。青虫以外の害虫にも効くため、農薬の代わりに使用する人も多いです。

木酢液は濃度によって性質が変わり、殺菌作用や、植物の生育促進、微生物の活性化などの効果もあるので、試してみても良いでしょう。

こまめに葉の裏をチェックする

青虫は葉の裏に卵を産み付けるので、春や秋は葉の裏をこまめにチェックしましょう。孵化する前に卵を見つけられれば、被害を予防できます。

青虫を駆除して対策

青虫を駆除して対策

予防できなかった青虫は駆除が必要です。確実に駆除して植物への被害を最小限に抑えましょう。

手で駆除する

一番お金をかけずに駆除する方法は、手で駆除する方法です。手間がかかるため、大量発生した場合には向いていませんが、安全性も高い方法です。

葉の表だけではなく、裏も入念に確認しながら、青虫を見つけ次第、駆除していきます。卵の段階で見つけた場合には、卵をつぶしてしまうと効果的です。

近くをモンシロチョウが飛んでいた場合には、卵が産み付けられている可能性が高いので、入念にチェックしましょう。葉の表面にふんを見つけた場合も、青虫の可能性が高いので、チェックが必要です。

天敵昆虫を利用する

アブラムシをテントウムシが食べてくれるように、青虫にも天敵昆虫がいます。特に活躍してくれるのが、アシナガバチとアオムシコマユバチです。

アシナガバチは、青虫を捕まえると巣に持ち帰り幼虫の餌にします。アシナガバチは人をさす危険性がありますが、益虫でもあるので、なるべく殺さないようにしましょう。

アオムシコマユバチは青虫の体内に卵を産み付け、約2週間で孵化した幼虫が青虫を撃退してくれます。また、寄生された青虫は、サナギになる能力を奪われるため、大きくなれずに死んでしまいます。

農薬を散布する

青虫が大量に発生したときは、葉を全部食べられてしまう前に、素早く対応する必要があります。農薬を使って一気に駆除しましょう。また、虫に触るのが苦手という人も、農薬に頼ると良いでしょう。

農薬は、体が小さい青虫ほどよく効き、体が大きくなるにつれて効かなくなります。そのため、小さいうちに農薬を散布するのがおすすめです。小さいうちに散布したほうが、農薬が少なくてすむので、残留農薬の心配も少なくなります。

農薬には、オルトランのような、浸透移行性のある殺虫剤がおすすめです。農薬成分が根や葉から吸収されるので、その植物を食べた青虫を駆除できます。家庭菜園などで無農薬で育てたい方は、天然由来の殺虫剤を使うとよいでしょう。

なお、同じ農薬を連続して使っていると、その農薬に耐性を持った個体が現れ、効き目が薄れてくるので、薬剤を変更する必要があります。

青虫に効果のある農薬・殺虫剤

まとめ

今回は、青虫を予防する方法と、青虫を駆除する方法について紹介しました。

青虫を予防するためには、防虫ネットなどで物理的に遮断するのが一番ですが、株が大きくなる植物には不向きですし、追肥などの手入れが少し面倒です。そんな時には、コンパニオンプランツや木酢液を利用してみても良いでしょう。

青虫を駆除するには、天敵に任せるのが一番手間がかかりませんが、うまくいかないことも多いので、手で駆除する方法が確実です。青虫が大量に発生してしまったら、農薬の使用も考えましょう。天然由来の殺虫剤を使うのもおすすめです。

ここで紹介した内容を参考に、しっかり対策して、きれいな野菜を収穫しましょう。

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